「旅の宿家」鳥取境港❝縁❞ ブログ(^^♪

とにかく「旅」が好きな自由人。
「旅そのものと境港・水木しげるロードを楽しむ」に拘った「旅の宿家」(ゲストハウス様式)を、2016年8月26日にオープンしました。
https://guesthouse-en.jimdo.com/
女性客とファミリー主体の”遊び心”いっぱいの寛ぎの空間です!
米子や大山、松江、美保関、隠岐などへの起点としても生かせる「妖怪と魚の町」を楽しんでください!

「初ゲストハウス」ばかり4人の一日

昨日(12月2日)ご利用いただいた旅人さんは、女性2人組×2組の計4人。
全員が「初ゲストハウス」でした。

到着がやや遅かったうえに食事や温泉へ出掛けたので、宿内でゆっくりというほどにはなりませんでしたが、程良い緊張感を保ちながら打ち解けていて、いい雰囲気になりました。


2組とも到着が予約時の申告より1時間ほど遅れたのですが、ともに遅れる連絡と正式な到着時刻を電話できっちり伝えてくれました。小規模な宿として無駄なく効率よく対応できるので、これは非常にありがたいです。
また、やはり「予約マナー」が守れている人は、何も言わなくても宿のルールを守ってくださって健全です。
しかも一組は、朝から14時ごろまで、ゆっくり水木しげるロードを堪能。それでも帰り際「時間が足りなかった」と話してくださって、まさに純粋に楽しんでくださった感じでした。

旅慣れていながら今までゲストハウスを利用して来なかった女性に話を聞くと、「大勢の輪に入るのや羽目を外すような雰囲気は嫌だから、ゲストハウスは利用しなかった」と答える人が結構います。頻繁に旅をしていて社交性が高い人でも「どんな感じで、ほかの人とかかわるか」を気にされるようです。
20代前半までだと旅経験が少なくて機会がなかったという人も多いですが、20代後半~30代くらいのの一人旅女性だと、うちの利用者の場合は、かなり調べて宿を決めている人が多く、コンセプト重視の考えが強いのを感じます。そのためか「ほかではホテルや旅館を利用する」という女性が大半です。


今まで、一人旅の女性の約4割、2人組に至っては約8割が「初ゲストハウス」としてご利用くださっています。「初心者率」は、かなり高いのではないかと思います。


うちの宿は定員12人ですが、混む日は大抵、子ども連れのご家族が入っているので、コミュニティスペースに大人が集うのは最大時でも4~5人(子どもたちでにぎやかになった日はありますが)。大人のみ3人以上のグループ利用は少ないですし、子ども連れのご家族と女性の一人旅や二人組が重なってもコミュニティスペースで過ごす時間帯がずれることが多いので、宴会っぽい感じにはなりません。
そのうえで、「初」の人に安心していただくために予約ルールを厳しくしてマナー違反を制しているので、「初心者でも気軽に寛げるコミュニティスペースの雰囲気」は保てています。
一方で、いわゆる「ゲストハウス自体のファン層」は取り込めていませんが、子どもを受け入れていることや地域とのかかわり方も含めて、現状を「特性」としたほうがいいと割り切っています。


ということで、メッセージを書いていただいたのも久しぶりです(11月は年齢層が高かったうえに滞在時間の短い人が多かったので)。
「初」の人に信頼して寛いでいただき、温かいお言葉をいただけることほど、ありがたいことはありません。


「女性の旅人や子ども連れのご家族、特に『初ゲストハウス』の人が気兼ねなく寛げる雰囲気」と「ゆっくり休める部屋の環境」は重視していますので、そのうえで「『旅そのもの』と境港・水木しげるロードを楽しんでいただく補佐的な役割」を担っていきます。


さて、昨日こそこんな感じではありましたが、11月以降の予約は40代、50代の一人旅が多いです。昨年も11~12月は同じような傾向だったので、今日だけが異質な感じですが、今後はどうなるでしょうか・・・?