「旅の宿家」鳥取境港❝縁❞ ブログ(^^♪

とにかく「旅」が好きな自由人。
「旅そのものと境港・水木しげるロードを楽しむ」に拘った「旅の宿家」(ゲストハウス様式)を、2016年8月26日にオープンしました。
https://guesthouse-en.jimdo.com/
女性客とファミリー主体の”遊び心”いっぱいの寛ぎの空間です!
米子や大山、松江、美保関、隠岐などへの起点としても生かせる「妖怪と魚の町」を楽しんでください!

珍しいケースでのご利用

昨夜は韓国・ソウルから20代女性の一人旅。
「日本は初めて」「ゲストハウスも初めて」ということでした。


日本語はあいさつ程度しか話せませんでしたが、予約メールは翻訳した日本語で丁寧に連絡してくださり、こちらも助かりました。
夕方、到着されて水木しげるロードを散策。ライトアップやお寿司も堪能していただきました。
宿では翌日の松江・出雲などの計画の相談に乗るとともに、韓国で人気の日本人俳優・女優さんや日本のマンガ・アニメなどの話ができました。
今日は由志園~松江~出雲を楽しまれるとのこと。松江の「旅館」にもう1泊されるそうです。

「初めての日本一人旅」が山陰で(ソウルからの航空便があるので選択肢に上るのは分かりますが…)、しかも「初ゲストハウス」(というか、日本で初めて泊まる宿!)として、うちを選んでくださったのは、かなり珍しいケースですが、これは、やはり「境港」をキーワードに宿を探していただいた結果だと思います。
「境港観光」への“想い”が感じられることで、日本語は殆ど話せなくてもコミュニケーションはちゃんと成り立ちましたし、マナーも良く、寒い中で夜も楽しんでいただいたので、感謝しています。
ということで、初の「ハングル文字のメッセージ」をいただきました!(^^)!

うちは外国語案内を一切出さず、「楽天」は国内版のみ(それもかなり制約している)、「ブッキングドットコム」など外国人向けの予約サイトも使っていないので、利用者の90%以上が日本人旅行者。外国人は10%弱ですが、そのうち7割は日本語が堪能な人(留学や仕事で日本に住んでいるか、何度も日本を旅している人。片親が日本人の家族も3件あり)なので、日本語でのコミュニケーションがほぼ不可能だった人は、通算で10数人しか入っていません。
ご予約は、ホームページの予約フォーム、宿泊予約サイト、ほかの宿からの紹介、日本語が話せる人が代表で電話、英語でのメール予約が、それぞれ数件。「予約ルール」を明確に定めていることもあって、いわゆる「海外からのバックパッカー系」は男女合わせても10人弱です(直接来られた男性が3件ありましたが、これは宿のコンセプトを伝えることもできないため受け入れていません)


今年3月~5月にかけて、韓国人からの予約で3件(計5人)の不泊があり、うち2件は連休中日の繁忙期だったので、非常に迷惑を被りました。2件はメールで連絡できる人でしたが、その後も音沙汰なし。当然、キャンセル料も取れません。この時点で「韓国人は9割来ない状態」でしたので、正直なところ良い印象を抱いていませんでした。
10月に20代後半の一人旅女性が入り、この人も日本語は殆ど話せませんでしたが、予約のやり取りは丁寧で、ようやく韓国人を見直すことができました。その人に続いて好感度の高い人が来てくださったので、このまま良い感じでいければと思います。


今年は「寒い冬」で雨や雪の日が多く、工事の影響もあって雑誌などが「来年夏以降」に向けた案内をしていることもあり、11~12月の観光客の入り込みは、明らかに前年より大幅減だと感じます。実際、宿泊も想定以上に伸び悩んでいます。
特に境港の場合、男性はバイクや車で来られる人が圧倒的に多いため、11月ごろから激減します(もともと女子旅・子ども連れのご家族・ご夫婦やカップルが多い観光地ではありますが、顕著になります。うちの利用者を見ても、女性は「一人旅の95%、グループの80%が公共交通機関」。一方で男性は「80%以上がバイクか車」と真逆の傾向が出ていますので、冬場は女子率が高まります)。
「今年も“入り込み数”200万人を突破」などと、まもなく騒ぐことになりそうですが・・・。この話は、また今度!(^^)!