「旅の宿家」鳥取境港❝縁❞ ブログ(^^♪

とにかく「旅」が好きな自由人。
「旅そのものと境港・水木しげるロードを楽しむ」に拘った「旅の宿家」(ゲストハウス様式)を、2016年8月26日にオープンしました。
https://guesthouse-en.jimdo.com/
女性客とファミリー主体の”遊び心”いっぱいの寛ぎの空間です!
米子や大山、松江、美保関、隠岐などへの起点としても生かせる「妖怪と魚の町」を楽しんでください!

面白みを増してきた「“縁”メッセージリレー」

10月中旬から始めた「“縁”メッセージリレー」。
「前の人が残した質問に答え、次の人に質問を残す」、その繰り返しで、だいたい宿泊者の半分くらいに参加していただいています。

「結婚するならどんな男性がいいですか?」など、女性向けでしかない質問の時に「男性客が泊まる」など、「質問のターゲット層」と「答える人」が合致せず「答えようがない」ケースが結構あって、面白いです。
男性客は書かれない人のほうが多く、ご家族の参加も若干少なめ。ご家族やグループは、みんなで考えて誰かが代表して書かれるのが大半です。ご参加は「女子旅」が主のため、ネタも女性向けになることが多め。基本的には「同じ日に泊まられた人が順に書かれた場合しか、自分の質問への答えを知ることはできません」。なので、いつか再訪して、あの時の質問を見返し、答えを楽しんでいただければ、と思っています。


これまでで面白かった「Q&A」を、少し紹介。


※「今回の旅の総移動距離は?」と問うたのは、山口県下関から7時間ほどかけて車で来た女子大生2人組。朝から369キロドライブしてきたので、この質問になりました。答えたのは隠岐在住の男性2人組ですが、朝に記入しているので(10:00現在)という「但し書き」が付いています。


※「あなたにとって妖怪とはどんな存在?」に対して「人生を共にするもの、であってほしいです」と答えているのは、「境港妖怪検定」の受験に来られた19歳の女子大生。大学で妖怪文化を学んでいるそうで“らしい”回答ではあるけれど、それでいいのかな・・・(^^😉


※「今回の旅で一番助かったことは?」の問いには「宿泊先を決めずに、当日夕方にOKだったこと」の答え。うまい具合に、質問の翌日は夕方に飛び込み客が入り、ぴったり当てはまる流れになりました(#^.^#)


※「人生で一番後悔したことは?」に対しての答えは「今まで生きてきた16年間の中ではまだありません」。この質問の翌日はご家族でのご利用でしたが、16歳の高校生が代表して答えるには無理があったにもかかわらず“スパッと”言い切るあたりが面白いです。


※「あなたの大切な人に、普段言えない本音のメッセージをどうぞ」に答えたのは、50代の女性。「そばにいなくても、いつもささえてもらっています。ありがとう」と、すてきな言葉が遺されています。さすが大人の回答ですね。ちなみに質問者は20代の女性でした。


※先日も載せましたが、大学生5人組が順番に回したのも、面白かったです。簡潔なやり取りが多いので“がっつり”記していただいたのはインパクトがあります。

時々“脱線”していますが、概ね旅ネタが多く、狙い通りに叶っている感じ。これからも“遊び心”に拘り「旅宿」としての個性を生かしていきますので、もっともっとご記入いただけるとうれしいです。


このように私は、「旅」の“縁”は「その日にあった人同士」の繋がりだけではない、と思っています。
「この人はどんな感じだったんだろう?」「どんな人が自分の質問に答えてくれるのだろう?」――。そんな“想像”から生まれる“パラレルワールド的な感覚”を楽しむのも、旅の一つの醍醐味ではないでしょうか?
頂いた菓子なども概ね、当日ではなく「翌日以降」に提供する“順送り”にしているのですが、うちの宿は、こういった“直接的ではない見えない繋がり”も大事にしているからです。
「旅は、移ろい、動くもの――」。「点」ではなく「線」で捉えている雰囲気も楽しんでいただければ幸いです。