「旅の宿家」鳥取境港❝縁❞ ブログ(^^♪

とにかく「旅」が好きな自由人。
「旅そのものと境港・水木しげるロードを楽しむ」に拘った「旅の宿家」(ゲストハウス様式)を、2016年8月26日にオープンしました。
https://guesthouse-en.jimdo.com/
女性客とファミリー主体の”遊び心”いっぱいの寛ぎの空間です!
米子や大山、松江、美保関、隠岐などへの起点としても生かせる「妖怪と魚の町」を楽しんでください!

写真の撮り方から見た「水木しげるロードの楽しさ」

小中学生が春休みに入って客層が一気に変化し、学生グループが減って子ども連れのご家族が増えてきました。特に土日は、ほのぼのとした微笑ましい光景が見られます。


ここ数日は天候にも恵まれ、撮影日和。多くの旅人さんが、さまざまな楽しみ方で写真を撮られており、SNSなどへの投稿も盛んです。


中でも人気なのは“妖怪たち”との記念撮影。ベンチに座ったり歩いたりさまざまで、「砂かけばああ」は「動かない」と思いきや驚かせるなどアクションが楽しいですし、「ねずみ男」は愛嬌たっぷり。「死神」や「メフィスト」は「誰か分かってもらえない」ことも(ちょっと悲しい)。

被り物やちゃんちゃんこを貸した場合でも、突っ立ているだけの人もいれば、いろんなポーズで楽しませてくれる人も。

当然ですが、10~20代くらいの女性グループが最も“動き”があり、「純粋に町を楽しむ」という“想い”が、自然に表れている感じがします。子どもは2パターンあって、自由さが際立つか、親に指示されたポーズを取るか。「妖怪と同じ格好をして」とリクエストするケースが多いと感じます。


年齢の高い男性は、やたら凝った感じか、適当に撮っているだけかどちらか。「遠い位置から全景だけ撮っている人」が、結構います。特に団体ツアーの人などは観光目的が強いわけではないので「行った、という“記録”」があればいいのかもしれません(こういう人ほど、ほかの人が楽しんでいるのを水を差すように「写真撮りたいので場所あけてください」などと言うのは残念)。


もともとの「まちづくり」の観点から言えば、やはり「ブロンズ像」を一つひとつ丁寧に映している人を見掛けると、やはりうれしくなります。
最近は「主要キャラクターしか映さない人」が多く、それなのに下水の蓋やトイレの案内板は映していたり、観光冊子などの影響で、某饅頭店の商品で遊ぶ人も目立つのは、ちょっと考えさせられることも。流行が変化していくのは致し方ない気もしますが、「原点」として「ブロンズ像を見ていただくこと」への工夫は、もっと必要な気がします。


“遊び心”に徹底した町なので、ゆっくりとまちを見渡せば、画になる“小ネタ”が満載。そのため「撮りすぎてバッテリーがなくなった」などと話される人もいます。
ブロンズ像だけでも150くらいはありますし(観光協会の数え方と実数は異なる)、オブジェや看板も多様。遊び方にも幅があるので、「楽しむ」気持ちがある人なら、ほかの観光地以上に「ついつい撮りすぎてしまう」ものです。


「記録」だけでなく、また、雑誌などに影響されるだけでなく、本質的に町を楽しみ、自然な魅力が感じられる写真を、たくさん撮ってほしい、そう願っています。


明日以降、不定期で「一緒に映せる、定番&隠れた撮影スポット」を4回に分けて紹介しますので、お楽しみに!