「旅の宿家」鳥取境港❝縁❞ ブログ(^^♪

とにかく「旅」が好きな自由人。
「旅そのものと境港・水木しげるロードを楽しむ」に拘った「旅の宿家」(ゲストハウス様式)を、2016年8月26日にオープンしました。
https://guesthouse-en.jimdo.com/
女性客とファミリー主体の”遊び心”いっぱいの寛ぎの空間です!
米子や大山、松江、美保関、隠岐などへの起点としても生かせる「妖怪と魚の町」を楽しんでください!

境港を「拠点」に《関詣り》(美保神社など)

3月以降、境港・水木しげるロードの観光とともに「美保関」(美保神社)へ廻られる人が多くなりました。
3~4月上旬は、昨年は学生が大半だったのですが今年は学生から60歳代まで各年代が均等に入ったのと、ゆっくり散策時間を取られている人が多かったのもあり、特に30歳代以上の人は美保神社の厳かな雰囲気を好まれました。最初から目的地に入れている人だけでなく、宿でプランニングの話をしているうちに「行ってみよう」となる人もいます。


美保神社は全国各地の「えびす社」3385社の総本宮。「出雲大社」と併せて「恵比寿・大黒」両参りとなりますので、神社仏閣巡りをされている人には、山陰では欠かせない場所の一つです。

神社脇の参道は「青石畳通り」と名付けられ、雨が降るなどすると路面が青く光るなど彩り豊かな風情が漂っており、廻船問屋が軒を連ねた往時の雰囲気もそのままに、情緒あふれる景観が望めます。

境港からの公共交通機関でのアクセスは「コミュニティバス」。
境港駅から「宇井渡船場」まで11分、渡船場で美保関行きに乗り換えて14分。待ち時間なしで乗り継げる場合は、「美保神社入り口」までの片道の所要時間は25分です。料金は1乗車200円で、片道400円(往復800円)。乗り継ぎが「0分」の時間帯がある一方で、考慮されていない時間帯もあります。
境水道の景観と、対岸から境港の町が見渡せるので、行きは右側、帰りは左側に座るのがベスト。美保神社の参拝と青石畳通りあたりだけでしたら1時間あれば散策できますが、境外末社を廻る遊歩道を歩いたり美保関灯台まで行かれると2時間以上を要します。

境港を拠点にして、美保神社周辺を約1~2時間散策とする場合の主なタイムテーブルは次のとおり(2018年4月現在。美保神社で2時間以上取る場合は、ほかに利用可能な便もあり)。


境港駅前 ―→ 宇井渡船場 ―→ 美保神社入り口 ―→ 宇井渡船場 ―→ 境港駅前
07:21 → 07:32/07:49 → 08:03/09:16 → 09:30/09:50 → 10:01《※1》
08:42 → 08:53/08:59 → 09:13/09:53 → 10:07/10:26 → 10:37《※2》
08:42 → 08:53/08:59 → 09:13/11:11 → 11:25/11:26 → 11:37
10:43 → 10:54/10:54 → 11:08/12:11 → 12:25/12:26 → 12:37
11:43 → 11:54/11:54 → 12:08/13:11 → 13:25/13:40 → 13:51《※3》
12:43 → 12:54/12:54 → 13:08/14:11 → 14:25/14:40 → 14:51《※3》
12:43 → 12:54/12:54 → 13:08/15:11 → 15:25/15:40 → 15:51《※3》
14:29 → 14:40/14:54 → 15:08/16:11 → 16:25/16:46 → 16:57《※3》
14:29 → 14:40/14:54 → 15:08/17:11 → 17:25/17:46 → 17:57
15:29 → 15:40/15:54 → 16:08/17:11 → 17:25/17:46 → 17:57《※1》
16:29 → 16:40/16:54 → 17:08/18:11 → 18:25/18:35 → 18:46
《※1》(土日祝日は往路便《赤字》が運休)
《※2》(日祝日は帰路便《赤字》が運休)
《※3》(土日祝日は帰路便《赤字》が運休)
上記以外は、宇井渡船場で30分〜50分の待ち時間が生じるか、乗り継ぎ自体が設定されていません。


境港を9時台に出るバスが渡船場で乗り継げないのと、土日祝日は便が少ないのが難点です。
ただし、平成30年4月28日~5月6日と、7月1月~12月2日の土日祝日および12月3日、平成31年1月1日~1月3日(計63日間)は、直行バスの「ゑびすライナー」が1日4往復運行されます。


米子空港 → 境港駅 → 美保神社 ―→ 美保関灯台 ―→ 美保神社 → 境港駅 → 米子空港
08:40 → 08:55 ―→ 09:20 → 09:30/10:05 → 10:15 ―→ 10:40 → 10:55
11:25 → 11:40 ―→ 12:05 → 12:15/12:50 → 13:00 ―→ 13:25
       13:30 ―→ 13:55 → 14:05/14:40 → 14:50 ―→ 15:15
       15:20 ―→ 15:45 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 15:50 ―→ 16:15


料金は400円(米子空港からは600円)。コミュニティバスと組み合わせて利用されると良いでしょう。


また「縁結びパーフェクトチケット」をご利用になり、翌日も境港に連泊するか松江あたりに泊まる場合は「境港―→宇井渡船場―→美保関―→万原ターミナル―→松江(―→由志園―→境港)」というルートで楽しむこともできます(今まで、連泊してこのルートを取った人が2人、翌日を松江泊で辿った人も2人います)。このケースだとコミュニティバスの料金は全部で600円になり、万原以降は「縁結びパーフェクトチケット」の利用範囲となります。


コミュニティバスでのアクセスは、時刻表検索などでは難しく、調べきれなくて断念する人もいるようですが、境港に宿泊すれば、工夫次第で2時間あれば往復できます。ぜひこういった“現地情報”を参考にしていただき、旅を満喫していただければと願っています。