「旅の宿家」鳥取境港❝縁❞ ブログ(^^♪

とにかく「旅」が好きな自由人。
「旅そのものと境港・水木しげるロードを楽しむ」に拘った「旅の宿家」(ゲストハウス様式)を、2016年8月26日にオープンしました。
https://guesthouse-en.jimdo.com/
女性客とファミリー主体の”遊び心”いっぱいの寛ぎの空間です!
米子や大山、松江、美保関、隠岐などへの起点としても生かせる「妖怪と魚の町」を楽しんでください!

7月14日、リニューアル完成

再三お伝えしてきましたが、7月14日(土)、大リニューアルされた「水木しげるロード」が正式公開となります。


当日は「水木しげる記念館」が終日無料(9時〜20時)。
ほか主な催しとして「記念パレード」(10:30~11:15)、「ねずみ男列車&目玉おやじ列車の公開」(14:00〜15:00)、「アニメ声優によるトークショー」(15:30~16:30)、「夜間ライトアップ」(20:00〜22:00)――などが行われます。
「土曜夜市」として延長営業する店舗もありますので、ゆっくり楽しんでいただけることを願います。


宿も当日は、「公式ホームページからご予約いただいた場合」に限り「一般料金を300円割引」いたします。


1年ちょっとかけての大掛かりなリニューアル工事により、町の外観は、かなり美しく変貌を遂げました。
しかし本当に大切なのは、何度も述べているように「ソフト面の充実」です。
どれだけ華やかな仕掛けを施しても、ブームをつくって団体客や外国人を引っ張り込むだけでは一過性にすぎません。このあたり、「行政がお金をかけたがる部分」と「民意として、お金をかけてほしい部分」に相違があるのは事実で、これが擦り合わないと投資が無駄になります。


観光地として永く人気を保っていくためには、水木しげるロードに関心を持って来てくださった「個人客」に、「思ったより楽しかった」「また訪ねたい」と感じていただくことが、何よりも重要です。そのためには「心」を込めて「観光客の目線に立ったサービスや案内が行えているか」に尽きると思います。


今後の展望として、「中身のあるサービスや案内」に加え、廃止された数々のイベントの復活や新規の開催、水木しげる記念館の企画展実施や頻繁な展示替え、といった「小さな変化の繰り返し」が必要だと思っています。
「まちづくり」の「原点」である“想い”の部分は不変のままで、小規模なイベントを頻繁に行うなど、常に変化を求めていかなければ「次」には繋がりません。


「宿」としても、ブームに乗っかからず「水木しげるロードの観光振興」としての空間づくりに拘り、水木しげるロードを「楽しみに来てくださる人」に「“本質的”に楽しんでいただくこと」に努めていきます。


なお、関係者は「リニューアルオープン」と表現していますが、「水木しげるロード」は決して「テーマパーク」ではなく「“まちづくり”から観光地へと発展した“商業地”」にすぎません。その「原点」を守る意味で「オープン」という表現は相応しくないと思いますので、私は「正式公開」と表記しています(記念館や「世界妖怪会議」の場所だけなら「リニューアルオープン」でいいでしょうが、「まち」としては違和感がある表現です。こういったことも、行政と民意の“温度差”があると思います)。