「旅の宿家」鳥取境港❝縁❞ ブログ(^^♪

とにかく「旅」が好きな自由人。
「旅そのものと境港・水木しげるロードを楽しむ」に拘った「旅の宿家」(ゲストハウス様式)を、2016年8月26日にオープンしました。
https://guesthouse-en.jimdo.com/
女性客とファミリー主体の”遊び心”いっぱいの寛ぎの空間です!
米子や大山、松江、美保関、隠岐などへの起点としても生かせる「妖怪と魚の町」を楽しんでください!

リニューアル完成、各種イベントがありました。

本日14日、水木しげるロードの大リニューアルが正式に完成しました。


「ゲゲゲ食堂」として屋台が並び、「みなとさかい交流館」で声優さんによるトークショー、境港駅で「目玉おやじ列車」「ねずみ男列車」のお披露目――などの催しがありました。


このあと20時からはライトアップの点灯式。試験点灯の様子でお知らせしてきたように、派手な演出で、かなり寂しかった夜の町の雰囲気が、がらりと変わります!


今回の大リニューアルによる宣伝効果とアニメ放映の影響で、多少は観光客が増えるでしょう。夜間の滞在に繋がるかは未知数ですが、日没が早くなる秋以降は、夜行バスや夜遅くの飛行機で帰られる人にも楽しんでいただくことができそうです。


あとは個人的な要望として、やはり「『起点』であるべき境港駅前のにぎわい」が、もう少し必要ではないかと思っています。
「世界妖怪会議」の場所は街灯がなく、案内表示なども設置されていません。集合していたブロンズ像が道路に戻って大看板が撤去されてからは、駅から来られた観光客でも、この場所に気づかないことがあります。


2006年に発刊された五十嵐佳子さんの著書「こんなに楽しい! 妖怪の町」の文頭にあるように、「境港には、米子から『鬼太郎列車』で行きたい」、そうあってほしいと願っています。

徐々に「水木ワールド」へと引き込まれていく感覚、境港駅に着いた時の高揚感。
「境港への旅」として、すごく大きな意味を持ちました。
鉄道の利用者が増えることはもちろんですが、車で来られた人も、記念館近くの民間駐車場ではなく、境港駅前駐車場から駅方面へと誘導する策を、もっと講じてほしいものです。


そして何度も語ってきたとおり、ソフト面の充実。
「楽しむ」という観点での遊び心のある催しの廃止が相次ぎ、表面的な、形式的なものばかりになりました。何よりも、そのイベントを企画したり運営する側が「楽しそうではない」と感じることがあります。
双方が心から楽しんでこそ、次に繋がるもの。そんな温かみのある催しを増やしていきたいです。


ソフト面を合わせた“完全な完成”に向けて、今からが大切な時期。
「なぜ水木しげるロードが観光客に愛されたか」、その「まちづくりの『原点』」を守り伝える宿としての空間づくりに励み、旅人さんを案内していきます。