「旅の宿家」鳥取境港❝縁❞ ブログ(^^♪

とにかく「旅」が好きな自由人。
「旅そのものと境港・水木しげるロードを楽しむ」に拘った「旅の宿家」(ゲストハウス様式)を、2016年8月26日にオープンしました。
https://guesthouse-en.jimdo.com/
女性客とファミリー主体の”遊び心”いっぱいの寛ぎの空間です!
米子や大山、松江、美保関、隠岐などへの起点としても生かせる「妖怪と魚の町」を楽しんでください!

境港に宿泊してできる体験

水木しげるロードは、水木先生の遊び心から生まれた、水木作品ワールドに徹底して楽しさを追求した町。ハード面のさまざまな仕掛けは増え続けており、今年度内に始まるリニューアル計画によって、さらに強調される予定だ。
一方で10年ほど前から、積み重ねてきた楽しいイベントが徐々に廃止され、地域住民と観光客とのコミュニケーションが薄れてきたため、ソフト面の「楽しさ」は落ち込んでいる。20数年かけて積み上げてきたロードの歴史を知らない、ただ儲けるだけのために店を始めた人も多くなった。るるぶやまっぷるなどの雑誌の紹介方法が拙く、観光客の滞在時間が短くなっているため、本来の楽しさを伝えきれないのも問題点となっている。


そこで、境港に泊まれば下記のような体験ができることを紹介しよう。


私の宿から徒歩1分、水木しげるロードの妖怪神社の隣に「妖怪ショップゲゲゲ」という店がある。

店主は初代の水木しげるロード振興会長で、私はいつも旅人として立ち寄ってきた。10数年以上前からの付き合いになる、ロード内で最も世話になっている店だ。ほとんどの日を早朝から深夜まで営業していて、最盛期は夜遅くでもたくさんの旅人が集っていた。


いかにも妖怪が住んでいそうな外観と、店主が自ら考えて作っているオリジナル商品がたくさん並び、工房で制作風景を見ることもできる店内。

主に週末にお借りして観光客に楽しんでいただいている被り物をはじめ、手づくりの「妖怪ポスト」や蓋が開け閉めできる、ちょっとツッコミどころもある「顔出しパネル」、目玉おやじの誕生シーンや初期の漫画に登場した鬼太郎の姿などを作った「オリジナル作品集」など、小奇麗なだけの新しい店とは違って、水木しげるロードの楽しさを凝縮したような空間になっているのが魅力だ。

この店では、蓄光の粘土を使ったオリジナルの妖怪ストラップを、無料で作る体験ができる。
私の宿に泊まった人にも体験していただいており、好評だ。
所要時間は1時間も要らないが、乾燥させてからでないと仕上げられないため、「夜に作成して翌日に仕上げ」「朝早く作成して夕方以降に仕上げ」となるため、宿泊して夜に体験させていただくのがベスト。

水木しげるロードに関するさまざまな話を聞きながらのんびり過ごせる空間でもあるので、工房の机にはたくさんの旅人からのメッセージが残されている。
最近は上記の問題点により体験される人が減っているので、夜の水木しげるロードや海鮮丼などを堪能するとともに、立ち寄ってほしいと願う。


宿泊者には、ぜひ自分だけの「オリジナル妖怪」を連れて帰ってほしい!