自転車旅の2人
8月末と先週「自転車旅の大学生」にご宿泊いただきました。
8月末は鳥取市から“普通”の自転車で105km走行して来られました。大学1年生で、一人暮らししたもののオンライン授業が主でまともに大学へ通えておらず「お金をかけずに旅しよう」と、水木しげるロードを訪ねたそうです。
夕方、日没前のご到着で、夜間ライトアップを鑑賞。翌日も朝から、同じ105kmを帰途に着かれました。「初一人旅」で、もちろんゲストハウス系も初めてでしたが、そう感じさせないパワフルさがあり、よく食べて健康的に楽しまれていました。9月中に、しまなみ海道へも行かれると話していて、これから濃い旅を重ねていきそうです。
先週9月中旬は、岡山から。大学のサイクリング部員で、ちゃんとしたロードサイクルでした。
初日は朝早くご出発されたそうで、岡山から180km、新見の井倉洞などに立ち寄りながら、1日がかりで来られました。途中で雨が降ったのもあり、ご到着は21時前。ちょっとお疲れでした。
翌日は朝から隠岐に渡って1泊され、翌々日に戻って来て2泊目。隠岐は起伏が激しいので、距離は積んでいないものの疲労が残ったようでした。
その次の日は朝から出雲へ向かい、松江―出雲は一畑電車を併用して出雲大社などの観光を楽しまれ、夕方に戻られて3泊目。最終日は昼前から雨予報だったのもあり、JRに積み込んで帰られました。
「中抜け3泊」すべて、宿で夕食を採られ、2泊目に少しライトアップを見に行ったくらいで、ゆっくり過ごされました。3日とも「貸し切り状態」になり、今までの旅だけでなく、いろんな話を聞かせていただくことができました。
春は九州へ一人旅されたそうで、ゲストハウス系も結構、利用されているそうです。
うちの場合、自転車旅は毎年2~3人くらいですが、今までの人も含め共通して言えるのは「健康的」だということ。そして「目的型」だということです。女性客(特に年齢が若い人)は交通手段にかかわらず「手段と目的を分離して、それぞれに楽しむ傾向」で「行きたい場所を目指して走る」になる感じなので目的地意識もあり、ちゃんと地域を楽しんでくださっています。
今は特に高速バス・夜行バスの運休・減便が影響し「公共交通機関を使った旅(特に学生や女性の一人旅)」が激減しています。そんな状況なので、健康的で目的感も持ち合わせている「自転車旅」は、もっと増えてほしいと願っています。
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