「旅の宿家」鳥取境港❝縁❞ ブログ(^^♪

とにかく「旅」が好きな自由人。
「旅そのものと境港・水木しげるロードを楽しむ」に拘った「旅の宿家」(ゲストハウス様式)を、2016年8月26日にオープンしました。
https://guesthouse-en.jimdo.com/
女性客とファミリー主体の”遊び心”いっぱいの寛ぎの空間です!
米子や大山、松江、美保関、隠岐などへの起点としても生かせる「妖怪と魚の町」を楽しんでください!

“鬼太郎研究生”にご宿泊いただきました!(^^)!

先日「ゲゲゲの鬼太郎について研究している」という大学院生にご宿泊いただきました。
予約の時点から非常に丁寧な連絡があり、楽しみたい“想い”が強く伝わってきましたが、実際に真面目で印象の良い人でした。普段の研究もですが、大学の卒業論文も「鬼太郎」で書かれたそうです。


夕方前にご到着されて少し散策し、夕食後に夜間ライトアップをご案内。戻ってからは梨やお菓子を食べながら、うちの資料を2時間くらい閲覧して過ごされました。当日はリピーターさんと2人だけでしたので、ゆっくり会話ができました。
翌日は鬼太郎のシャツを着て、朝から水木しげる記念館へ。半日しか滞在できなかったので郊外を巡るなどはできませんでしたが、それほど旅慣れたタイプではなかったので、充実した時間を過ごせたようです(「大漁丸」さんが混んでいて入れなかったのが残念)。


卒業論文や研究のためのご宿泊は、2年5か月ぶり。
それ以前は毎年、1~2組ほど入っていましたが、コロナ禍になって途切れていた客層でした。また、今まではどちらかと言えば、まちづくりや商店街活性化などを学習されているか、水木しげる先生を取り上げている人が主で「作品やアニメが主体」の人は2人目。貸本作品などにも知識が深い人は初めてで、新鮮で中身の濃い話ができました。


うちは、旅を「知る、学ぶ、考える」に重点を置いた案内を行っています。単に「楽しむ」だけでなく「知識を増やして、次の旅に繋げてほしい」と願っています。最も得意とするのは「公共交通機関を賢く使う」ですが、水木しげるロードの案内も歴史や物語、雑学を主にし、そこに“遊び心”取り入れた「コンテンツを楽しんでいただくこと」を大切にしています。


「学び」のある人は皆、真面目で好感度も高いので、大歓迎。そんな人に全力で応えていきたいです。
コロナ禍になってから、人の動きは「集団行楽型」が顕著ですが、うちは「目的計画型」の人向け。その一環として、卒論や研究に取り組んだり観光学などに籍を置く人に、うちの膨大な資料を活用していただければと願っています。学生が旅しづらい状況下を打破したので、ぜひ「学び」に来てくださればと願っています。

《夏休み期間・学生限定》女性一人旅割引を実施します!

また新型コロナウイルスの感染拡大が顕著になり、動向を見てもグループが目立つ一方で、列車やバスで旅する個人客が減ってきました。特に「学生が旅しにくい」状況が顕著です。そのため「旅を知る、学ぶ人」を応援する観点から、8月1日(火)より、夏休みバージョンの影絵が点灯される9月30日(金)まで「学生応援プラン」を実施いたします(ただし8月11日~16日と9月17日・18日・23日・24日は除きます)。


【対象者】
女性の一人旅の学生(保護者の同意があれば中高生でも可)。年齢は問いませんが「就労経験のない学生」に限ります。通常プランとは違い、こちらは「新卒社会人1年目の人」は含みません、また、子ども連れのご宿泊が多い時期のため男性の受け入れができない日も多くなるため、今回は「女性のみ」を対象といたします。


【ご利用条件】
※①:今回は「女性の一人旅のみ」を対象といたします。
※②:前日17時までの予約のみ適用いたします(以降は通常料金)。
※③:20:30までにチェックインし、水木しげるロードの夜間ライトアップを鑑賞してください(悪天候時は除く)。
※④:できれば日中も2時間以上は境港を観光してください。
※⑤:可能であればInstagramなどで、水木しげるロード観光の様子を投稿してください。


【料金】
※曜日に関係なく、一律1泊2,200円
※連泊の場合は、1日1,900円×日数
※延泊の場合は、初日は2,200円、2日目以降は1,900円
※除外日をまたぐ連泊や延泊の場合は「除外日は2,200円」となります。
※春休みに実施した時とは違い、曜日ごとの差額はありません(お盆と3連休だけを除外)。
※ほかのプランとは違い「冷房費」の追加はありません。


【ご予約】
※公式サイトの内容をご確認いただき、予約フォームより「前日の17時まで」にご予約ください。
※Instagramをフォローしてくださって入れば、DMでのご予約も可能です(《yohkaisan》でお探しください)。
※その際「①代表者氏名/②希望日/③全員の年齢と性別/④交通手段/⑤境港で楽しみたいこと、旅の目的や想い/⑥在住都道府県」を必ずご記入ください。
電話によるご予約・お問い合わせは受け付けておりません。メールまたはDMでご連絡ください。
※一部の宿泊予約サイトでも販売いたします。


【その他の注意事項】
※ほかの《割引特典》とは併用いたしません。
※ドミトリーにはせず、全日「個室」として提供する予定です(ただし8月22日は除く)。
※ご宿泊の際に上記の条件を満たさなかった場合(チェックインが21時以降になるなど)は、通常料金に変更して追加徴収いたしますので、ご了承ください。
※コミュニティスペースは「お酒を伴わずに交流を楽しむ雰囲気づくり」を行っていることを、ご理解・ご了承ください。
※ご予約状況次第で、食事会の実施や夕食の提供を行います。


――――――――――――――――――――――――


新型コロナウイルスの感染拡大状況が再び急速に悪化し、収まる気配がありません。それでも現在、地域限定割引などは行われており、行動制限などは今のところありません。そのため、客層としては「近隣/車/グループ」に偏りが大きくなっています。
あくまでも個人的な見解ですが「行楽」と「旅・旅行・観光」は「別物」と捉えており、うちは「知る、学ぶ、調べる、考える」といった「賢くなれる楽しみ方をされる人を歓迎したい」です。その点では「学生や一人旅が動けていない」のは残念です。世間的には若者に否定的な声も聞かれますが、自分は「学生の一人旅は総じて目的地意識が強く、マナーが良い」と感じていますので、少しでも応えていければと思っています。


一般の人とは料金差が大きくなりますが「学生が圧倒的に不遇な状況」だと判断してのことと、ご理解・ご了承いただければ幸いです。そして、これを機に学生さんには、楽しい想い出を重ねていただければと願っています。

今夏限定、大阪―米子の高速バスが3,500円

先日Instagramで載せましたが、07/29~08/31の日程で《大阪難波ー米子駅前》の高速バスの「限定臨時便」が運行されます。通常片道4,900円のところ、3,500円です。
1,400円もお得に利用できますので、ぜひ山陰旅を楽しみにお越しください。

当宿は「スローツーリズム」を推奨しており、健康的にゆっくり楽しまれる旅人さんや「学び」のある人を歓迎しています。特に小中学生を連れたご家族には、マイカーではなく、列車やバスでの旅を、子どもたちと共に楽しんでほしいと願っています。


水木しげるロードは間もなく「夏休みバージョン」の影絵が設置されます。こちらもお楽しみに。

二人の「長旅」さん

5月上~中旬、長旅を楽しまれている人に二人続けてご宿泊いただきました。


1人目は「自転車で日本一周半」。大学を休学しての長旅。うちに2泊されて隠岐へ渡り、戻ってきて1泊追加。計3泊、ゆっくり楽しんでいただきました。
初日のご到着は夜遅めでしたが、そのままライトアップ鑑賞。2日目は近隣散策に加え、自転車で夢みなと公園周辺、大篠津の本池秀夫美術館、米子空港など郊外を巡られました。3日目は、隠岐から戻る前に美保神社に立ち寄ってからチェックイン、再びライトアップ鑑賞。夜遅くまで翌日以降の計画を練るなど、ゆっくりお過ごしいただきました。また、めっちゃよく食べる人で、今までご宿泊いただいた中ではベスト3に入る大食漢だったのも、好感度が高かったです。
Instagramで見る限り、その後の行程もかなりゆっくりで、観光スポットを丁寧に巡っている様子。さらに、自転車旅仲間の男子大学生にご紹介してくださり、このあとご宿泊いただく予定。こういう“繋がり”も、ありがたいです。


2人目は小型バイクでの長旅。20代後半で仕事を辞めての旅で、特に「日本一周/○日目」といった主張はしない長旅型でした。
夜はライトアップを楽しんだのちに夕食を採り、旅話に興じました。翌朝は開館に合わせて水木しげる記念館へ。時間が足りず夕方に再入館されるなど「知る、学ぶ」意識を持って、じっくり堪能されていました。朝だけでは記念館を見切れなかったのもあって、1泊で立たれる予定でしたが延泊を決め、ご実家へ出すはがきをつくったり、撮影スポットで遊んだり、うちの蔵書を読んだりも。この日も夕食後に再びライトアップへ繰り出し、傘を使っていろんな写真を撮って遊び、翌朝早くにご出発されました。
お酒が全く飲めない人でしたので、より共感できたのもありますし、純粋で素直な性格と楽しみ方が、自分と感性が近く、お互いの気遣いがない会話が弾みました。


ちなみに、自転車旅さんは「殆どがゲストハウス系の宿で、時々、野営/朝はギリギリまで寝たい夜型」。逆にバイク旅さんは「大半が野営で、たまに宿/早寝早起きなほう」でした。
また、2人とも、ほかの宿泊者らにライトアップをご案内している時にご到着されたので「観光案内しながらコミュニケーション→チェックイン」の流れになりました。普段、列車やバスで来られる人は「境港駅で出迎え→宿まで観光案内→チェックイン」のスタンスを採っているのですが、宿で迎えるよりも自分にはコミュニケーションが取りやすいからです。ゴールデンウィークなどの繁忙期や、車やバイク、自転車などで来られる人には、これができないので“流れ”がつくりにくく対応するリズムが合わないことがあるのですが、今回は偶然にも観光案内が先になったのも良かったと思います(今後、自転車旅さんは境港駅での待ち合わせにする予定)。


うちの方向性は、まず「地域のコンテンツに、どれだけ関心を持ち、楽しんでいただけるか」。そのうえで「次の目的地について知る、学ぶ」など「日本一周や縦断などの本人が掲げるテーマ」に繋げていく感じ。そういった視点で“共感”できる人が続いて、自分も楽しめました。
長旅タイプは「地域観光の滞在時間が短い人」も多く「目的地意識/地域コンテンツを楽しむ」を重視するうちの方針と合いにくい人もいますが、今回の二人は深い関心を持って「学び」のある楽しみ方をされていて、好印象でした。ちなみに「自転車旅」は昨年と一昨年で「延泊」が計3人いて、健康的なスタンスと相性が合う傾向はあります(バイクの人は「手段型/旅人型」だと合うけれど「走るのが好き/メカ系が好き」だと嗜好や楽しみ方が違いすぎるため、宿のルールや雰囲気的にも男性のバイク乗りから好まれにくい傾向はあり、実際、相性が合わなかったことが多々ありました)。


今、“ご時世的”に“動いている客層”が偏ってしまっており、うちが大切にしている「スローツーリズム(車を使わず、健康的にゆっくり楽しむ)」が推進されない状況下で、全体的な動向としては合いにくくなっています(「車・近隣」を勧める世の中と逆行しているため)。それでも「旅・観光」に対して「知る、学ぶ」意識を持ちつつ「コンテンツ自体を純粋に楽しんでくださる人」を歓迎、応援することには、拘りたいです。


あらためて、ご宿泊ありがとうございました。

地域振興券、旅人さんに”還元”します

今年も境港市内の店で利用できる「5,000円分の地域振興券」が発行されました。
有効期限は10月31日までで「500円券×10枚の商品券」です。


この商品券、今回も旅人さんに"還元"いたします。

対象は、以下に該当する《一人旅》さんで、日中も夜も境港を散策される人に限ります。先着順10人まで。
《01》学生および新卒社会人1年目の人
《02》リピーターさん
《03》2泊以上の旅人さん
《04》5月10日現在でInstagramを相互フォローしている人
《05》過去にお会いして「折り紙目玉おやじ」をお渡ししている人
なお、上記に該当しなくても、旅の楽しみ方に「共感」できる人には”還元”いたします。


また、今までとは違い「商品券自体をお渡しする」には致しません。ご利用いただく店舗や利用方法は、こちらで決めていますので、ご了承ください。


すてきな旅人さんを、心よりお待ちしています‼️