「旅の宿家」鳥取境港❝縁❞ ブログ(^^♪

とにかく「旅」が好きな自由人。
「旅そのものと境港・水木しげるロードを楽しむ」に拘った「旅の宿家」(ゲストハウス様式)を、2016年8月26日にオープンしました。
https://guesthouse-en.jimdo.com/
女性客とファミリー主体の”遊び心”いっぱいの寛ぎの空間です!
米子や大山、松江、美保関、隠岐などへの起点としても生かせる「妖怪と魚の町」を楽しんでください!

自転車旅の2人

8月末と先週「自転車旅の大学生」にご宿泊いただきました。


8月末は鳥取市から“普通”の自転車で105km走行して来られました。大学1年生で、一人暮らししたもののオンライン授業が主でまともに大学へ通えておらず「お金をかけずに旅しよう」と、水木しげるロードを訪ねたそうです。
夕方、日没前のご到着で、夜間ライトアップを鑑賞。翌日も朝から、同じ105kmを帰途に着かれました。「初一人旅」で、もちろんゲストハウス系も初めてでしたが、そう感じさせないパワフルさがあり、よく食べて健康的に楽しまれていました。9月中に、しまなみ海道へも行かれると話していて、これから濃い旅を重ねていきそうです。


先週9月中旬は、岡山から。大学のサイクリング部員で、ちゃんとしたロードサイクルでした。
初日は朝早くご出発されたそうで、岡山から180km、新見の井倉洞などに立ち寄りながら、1日がかりで来られました。途中で雨が降ったのもあり、ご到着は21時前。ちょっとお疲れでした。
翌日は朝から隠岐に渡って1泊され、翌々日に戻って来て2泊目。隠岐は起伏が激しいので、距離は積んでいないものの疲労が残ったようでした。
その次の日は朝から出雲へ向かい、松江―出雲は一畑電車を併用して出雲大社などの観光を楽しまれ、夕方に戻られて3泊目。最終日は昼前から雨予報だったのもあり、JRに積み込んで帰られました。
「中抜け3泊」すべて、宿で夕食を採られ、2泊目に少しライトアップを見に行ったくらいで、ゆっくり過ごされました。3日とも「貸し切り状態」になり、今までの旅だけでなく、いろんな話を聞かせていただくことができました。
春は九州へ一人旅されたそうで、ゲストハウス系も結構、利用されているそうです。


うちの場合、自転車旅は毎年2~3人くらいですが、今までの人も含め共通して言えるのは「健康的」だということ。そして「目的型」だということです。女性客(特に年齢が若い人)は交通手段にかかわらず「手段と目的を分離して、それぞれに楽しむ傾向」で「行きたい場所を目指して走る」になる感じなので目的地意識もあり、ちゃんと地域を楽しんでくださっています。
今は特に高速バス・夜行バスの運休・減便が影響し「公共交通機関を使った旅(特に学生や女性の一人旅)」が激減しています。そんな状況なので、健康的で目的感も持ち合わせている「自転車旅」は、もっと増えてほしいと願っています。

当面の間、ドミトリーを個室にします

遅くなりましたが、9月から女性専用ドミトリーを個室として販売しています。


なるべく構成は変えないつもりでしたが、ドミトリーの利用者が減っていることもあり、実質的に「ドミトリーで予約が入っても1人で使う」ケースばかりです。現在は畳部屋も1室空けて販売しているので、2人からご予約をいただいてもご利用できる部屋はあるため「ドミトリー料金のまま、個室として販売」に変更しました。
もちろん1名利用はできますし、考え方としては「1名で利用しやすいように」です。なので「2名以上でのご利用よりも、1名の場合のほうが300円安い」という変則的な料金設定です。
もともとの個室は1室減らして販売しており「一人旅が同じ日に2人入った場合」のみ、利用する形になります(まずないでしょうが)。
ただし、11月ごろには「ファンの集い」が実施できないかと考えており、その日は「最大2名」でドミトリー様式ににしたいと考えています。


また、併せて「学生限定・連泊プラン」を販売しました。
今年は大学生のご利用が少なく、ご宿泊いただいた人からもオンラインでの学業や、就活などへの苦悩話が多く聞かれ「旅したくても交通手段が限られる、アルバイトが制限されて余裕がない、あるいは親や学校から止められるので、動きたくても動けない」という声が挙がってきます。
もともと「知る、学ぶ」を主題とする方針なので、学生には「活用」してほしいと願い、限定プランをつくりました。「3連泊すると1泊分無料」になる料金設定で、今週、早速1人ご利用いただけました。夏休みも終わるので、この後しばらくは入らないかもしれませんが、年末などに動きがあればと願います。


ファミリー向けの個室については、3月から、週末・繁忙期は自社サイトのみで販売にしました。もともとGWやお盆、3連休などは「子どもが鬼太郎に興味を持って」よりも「家族旅行タイプ」が多くなりますが「早めに予約」にもなり、計画型が入る傾向でした。
今年は「公共交通機関を使った旅を早めに予約する」がしづらく、客層が大きく異なり「直前型の家族旅行タイプだけ」の印象です。大型ホテルを見ても、駐車場の利用者が非常に多い状況。つまり「車やバイク以外で来られる人」が明らかに減少しています。
「動ける客層」に偏りがある中で、キャンペーンによる価格変動も起きている今、ほかの宿でも「客層の相違」を唱える人が多くなっているので、販売方法を変更しました。
なので、7月こそ4連休に集中しましたが、8月はお盆よりその前週、9月も先週はまずまず入ったのに対し、4連休の予約は1組だけという状況になっています。
実際、土産店からも「人が来ている割にグッズ系は売れない」という声が聞かれ「まちのファン、水木先生や作品のファン」は動きが少ないのは、課題になりそうです。


7月以降、前年比は7月=約15%、8月=約12%。9月も現時点で20%強、予約状況からもせいぜい30%くらいの想定で、10月以降は、さらに厳しくなりそうです。とにかく「高速・夜行バスの運休」の影響が大きいです。
バスや高校便の利用者が増えて「目的型・計画型」の人が動かない限り、厳しい状況は続きそうです。

4年たちました。

今日8月26日で、4周年となりました。
今年は、3月までは前年の約60%、4~6月は1%以下、7~8月は10%強くらいで、通算では15%弱くらいです。9月以降も見通しは立っていません。キャンペーンの客層、あるいは現在の行楽層とは合わない傾向もあり、まだ厳しい状況が続きそうです。


現在、水木先生や作品のファンタイプも、目的型で計画性の高い旅をされるタイプも「高速・夜行バスの運休など、交通手段に制約が大きいこと」と「親や職場から止められてしまう」という理由から今は動きが鈍っていて、特に高速・夜行バスが再開しないと厳しい状況です(今夏は青春18きっぷの客層ばかりでした)。


データ的には何も語りようがない状況ですが、春休みはリピーターさんや連泊が多かったうえに一人旅のタイプも非常にそろったのと、夏も今までにないタイプのご利用があるなど、客層には恵まれました。ただ、逆にキャンペーンの影響として「安さだけ」で判断される人もいるようで、問い合わせなどにおける諸問題も生じています。


今後、貯金を切り崩して何とかなるのは、せいぜい来春まで。借り入れも選択に入れざるを得ないかもしれません。
コロナ禍にかかわらず、自分の中で一つの「区切り」は決めているのですが、そこまで耐えるだけになるかもしれません。
それでもコンセプトは変えず、ファンを大切に取り組んでいければと思います。

≪再びプレゼント企画≫

先日、ゆるゲゲの「マスク・ポーチ・巾着」のプレゼントについて公開いたしましたが、マスクの数と柄が増えたのと、新たに「コースター」が追加になりましたので、以下のとおりご提供いたします。


【マスク】
《A》大人用4枚、子ども用4枚
《B》大人用9枚
《C》大人用3枚
マスクは現在、ご宿泊の人に順次ご提供しています(ただしご家族の場合は小中学生のみ提供)。


【ポーチ・巾着・コースター】(計5人にプレゼント)
《ポーチ》1個
《巾着》1個
《コースター①》4枚あり、プレゼントは2枚1組(2人)
《コースター②》3枚1組(1人)
こちらは「①過去にご宿泊いただいている人/②春に行ったメッセージカード企画に参加してくださった人/③宿のInstagramまたはfacebook、および個人のTwitterのいずれかをフォローしてくださっている人」にご宿泊いただいた場合の限定プレゼントです。好きなものを1点お選びいただきます。


ともに「なくなり次第終了」ですが、【マスク】に関しては「余程の事情がない限り、感染対策を行って今年中には必ず泊まりに行きます」と伝えてくださる人には、取り置きいたします。また「①過去にご宿泊いただいている人」に限り【マスク+1点】で郵送対応も行いますので、ご希望の際はDMなどでご連絡ください。

「動く影絵」が公開されました

Instagramなどで既に紹介してきましたが、8月1日より、水木しげる記念館前に設置された「動く影絵」が公開されています。


毎日、日没から22時まで投影。
1回8分のストーリーで、15分おきに映し出されます(8分流して7分インターバル)。


前半は、魔女とねずみ男。
後半は、のびあがりと鬼太郎。
コミカルな映像で、子どもたちが影を追い回したり、楽しめる要素は十分にあります。


1枚目が始まりの合図で、最後の写真がラストシーンになります。


3日間かけて20回ほど見て“流れ”を覚えましたが、見に来られていた人の声としては「始まりと終わりが分かりにくい(特に終わり)」「映像があちこちに飛ぶので、次どこに出てくるか見失う」「音声案内がほしい」などがありました。
また、現在は大木のカラーライトを消しており、これを連動されてインターバル中だけ点灯させ、案内板を立てれば分かりやすいのではないかという意見もありました。
徐々に改善していければと思います。


こちらが投影機です。


また、併せて本町エリアの車道に、影絵が6基増えました。
こちらは8月中の金・土曜日と、お盆期間の13日・14日に見ることができます(9月以降は未定)。


今また、感染者数が増加してきました。
県民キャンペーンが行われた6月中旬ごろからの週末と、7月の4連休こそにぎわいましたが、平日の動きは鈍っており、8月に入っても夏休みと思えないほど閑散としています。
今は催し物もなく、また、公共交通機関を利用しての旅について親や職場などから止められるという声も多々あり、まだ「目的型」の動きがありません。
東海3件や沖縄など、独自で緊急事態宣言を出した地域もあり、厳しい状況下ではありますが、多くに人に楽しんでいただければと願います。