「旅の宿家」鳥取境港❝縁❞ ブログ(^^♪

とにかく「旅」が好きな自由人。
「旅そのものと境港・水木しげるロードを楽しむ」に拘った「旅の宿家」(ゲストハウス様式)を、2016年8月26日にオープンしました。
https://guesthouse-en.jimdo.com/
女性客とファミリー主体の”遊び心”いっぱいの寛ぎの空間です!
米子や大山、松江、美保関、隠岐などへの起点としても生かせる「妖怪と魚の町」を楽しんでください!

卒業論文のテーマは「水木しげるロードの町づくり」

昨日19日(木)、卒業論文で「水木しげるロードの町づくり」を取り上げる学生2人にご利用いただきました。
観光協会や水木しげる記念館を訪れて話を伺うなどされ、夜はライトアップを見に行きがてら、創世期の取り組みや現状、リニューアル工事や問題点などの話になりました。

うちの宿は「旅を愛し、語り合う」だけでなく、「旅を知り、学ぶ」空間づくりを大切にしています。
そして「水木しげるロード」の宿として、この町が観光地として発展した「町づくりの原点」を守り伝えるとともに、現在に至るまでの変遷や成功の裏にある問題点などを、ずっと考え、抱いていかなければならないと思っています。
だから、この「町」を学んでくださる人にご利用いただけることほど、ありがたいものはありません。


うちの利用者の80%は「水木しげるロード」の観光が第一目的です。
隠岐や美保関の観光、あるいは航空祭や水産まつりなどのイベントが第一目的の人であっても、仕事や結婚式への出席などで来られた人であっても、女性客やご家族は大半が、僅かでも「水木しげるロード」を散策されます(年配のご夫婦や男性は全く散策しない人もいますが、最近こういった客層は入らなくなってきました)。


「水木しげるロード」の存在があってこそ、生かされる空間なのです。


だから、単に「泊まってもらう」だけでは駄目だと思っています。


うちはもともと「それぞれの『旅』の『目的』に合わせた対応」に重点を置いています。
寝る環境を「ゆっくり休めんでいただける」ように整えるのと同時に、「水木しげるロードの『町づくり』を知って、『町』と『旅そのもの』を楽しんでいただくため」にコミュニティスペースを「活用」していただくことを願っています。
おしゃれさや設備の充実も大事にしなければならないと思いますが、それ以上に「楽しんでいただくためのサポート空間」でありたい、そんな「気持ち」で取り組んでいます。
それが、うちの宿の最大の特徴として、伝え広めていきたいことです。


うちを利用される学生さんは、すべてと言っていいほど礼儀正しく、旅への想いの強さや、「学び」に対する真摯さを感じます。
世代別での統計を見ると、男性は学生の比率が高めですが、女性は20代後半~30代前半が圧倒的多数で学生は決して多くありません。2・3月や8・9月の入り込み状況から見ても、学生のご利用は想定より少ないです。


今回の2人は「初ゲストハウス」で、ホームページでコンセプトを見てご連絡いただきました。うちの宿と「町づくり」に関心を示してくださったことに感謝し、「学び」に対して「水木しげるロードの魅力や本質」を感じていただけるよう応えていきますので、こういった客層も増えてくださることを願っています。