「旅の宿家」鳥取境港❝縁❞ ブログ(^^♪

とにかく「旅」が好きな自由人。
「旅そのものと境港・水木しげるロードを楽しむ」に拘った「旅の宿家」(ゲストハウス様式)を、2016年8月26日にオープンしました。
https://guesthouse-en.jimdo.com/
女性客とファミリー主体の”遊び心”いっぱいの寛ぎの空間です!
米子や大山、松江、美保関、隠岐などへの起点としても生かせる「妖怪と魚の町」を楽しんでください!

小学生がブロンズ像を解説

昨日は、米子市内の小学生が観光客にブロンズの解説をしてくれました!(^^)!
2~3人ごとに分かれて観光客に声を掛け、一生懸命憶えてきたことを説明。心温まる光景でした(^^♪
(でも「死神」にインタビューしてどうするんだ(^_^;))



解説を聞いたあと、子どもたちから「境港のいいところは何ですか」という質問がありました。
自分は「遊び心いっぱいの楽しい町をつくったこと」と答えました。それが水木しげるロードの「原点」であり、一番の魅力だからです。だから何度も旅し、移住したのです。


今、その「原点」を知らない人や壊す人が多くなり、町の魅力が薄れています。創世記を支えてきた個人のリピーターが減り、水木先生の漫画を知らない観光客が増えました。団体客や外国人も多いですが、本来の趣旨であるはずの「ブロンズ像を見ながら、ゆっくり散策する」人は少なく、滞在時間も短くなっています。これでは「ただ行っただけ」にしかなりません。
それでも「入込数」だけのために、団体客や外国人の誘致にばかり熱心なため、妖怪の出没状況や各店の姿勢も、5年前、10年前を知っている人からは「悪くなった」としか言われません。
せっかく小学校が素晴らしい取り組みをしてくださっても、ほかが良くなければ意味がないのです。


魅力的な町をつくり、心から旅を楽しんでいる人に満足していただくこと。それが一番大切です。それは「ゲストハウス”縁”in鳥取境港」の願いであり、存在意義でもあります。
水木しげるロードのリニューアル計画が進められている今、併せて考え、変えていかなければなりません。


今回の校外学習については、今後のために少し意見を言えば、9月に比べ観光客が減っているので、もっとにぎわう時期に行ってほしいと思うのと、各店の人たちが観光客に「今日はこんな取り組みがあるので、よろしければ協力してあげてください」と事前に知らせてお願いしておけば、より有意義で効果のあるものになったと思います。
このような取り組みを地域全体で応援し、子どもたちも観光客も満足できるものにしていければと思います。


実は、小学生たちが来る前に「水木しげるロードのコンセプトを冒涜するような『それなら来るな!』と言いたくなる人」に会いました。
自分が一番嫌いなのは「旅人をナンパするためにゲストハウスを訪ねて雰囲気を壊す地域住民」や「旅人を金儲けの道具としか思っていない人」で、そんな人を問題視していますが、それと同等に感じるほど最悪の気分になりました。
だから子どもたちの存在は、嫌な気分を少し吹き飛ばしてくれました。


自分も、お世辞にも人間ができているとは言えない、いいかげんな生き様ですが、「旅人への愛情」に偽りはありません。
心から旅を愛している人たちが、心から楽しんでいただけるよう努めるのが「ゲストハウス”縁”in鳥取境港」です!