「旅の宿家」鳥取境港❝縁❞ ブログ(^^♪

とにかく「旅」が好きな自由人。
「旅そのものと境港・水木しげるロードを楽しむ」に拘った「旅の宿家」(ゲストハウス様式)を、2016年8月26日にオープンしました。
https://guesthouse-en.jimdo.com/
女性客とファミリー主体の”遊び心”いっぱいの寛ぎの空間です!
米子や大山、松江、美保関、隠岐などへの起点としても生かせる「妖怪と魚の町」を楽しんでください!

地道に、堅実に、直接的に――。

「さっぽろ雪まつり」と「小樽雪あかりの路」を楽しんだ2日半。
10数年続けて訪ねていると、鳥取市や米子市よりは札幌や小樽のほうが詳しいくらいになっています(#^.^#)
特に「観光」においては、得意の「公共交通機関を使ったプランニング」が生かせると自負していて、宿内で一緒になった人から相談されることもあります。


この時期と6月の「YOSAKOIソーランまつり」は、境港観光は閑散期でもあるので、3泊くらいで札幌入りするのですが、特に「さっぽろ雪まつり」は200万人を超える観光客が訪れる一大イベントなので、隙あらばと「境港のPR」に努めています(#^.^#)


今回も、宿でご一緒になった旅人さん数名をはじめ、会場や店でたまたまお会いした人、ブースなどのスタッフさん、さらには友人と行った居酒屋のアルバイトのおねーさんにまで、「折り紙目玉おやじ」を配布して宣伝。「目玉おやじのヘアクリップ」をくっ付けて大通会場を歩いていたら声をかけてくださった人もいて、計30体ほど提供してきました。
この中から、一人でも境港へ泊まりで来てくださればうれしいですが、SNSなどで広めてくださるだけでも十分です。


うちの宣伝方法は、普段は、水木しげるロードを楽しんでくださっている人と直接的なコミュニケーションを取り「今度来た際に泊まっていただけたら」という感じで、「折り紙目玉おやじ」を配布するのが主です。たまに松江や出雲で催しがある際に出向いて、同様の宣伝を行っています。
有料広告は出していませんし、facebookページや宿泊予約サイトへの口コミを依頼することもありません(明らかに「頼んで書いてもらっている」と感じるものを目にすることがありますが、うちは致しません)。


ホームページでコンセプトを読んで認識すること(および宿のコンセプトをホームページに明確に示すこと)が最も大事だと思っていますし、個人の投稿などから広まっていくほうが“自然”で“本質的な声”が伝わっていくとも思います。
ネット上での口コミを参考にする人が多いのは確かですが、どんな宿でも「絶対に合う、合わないがある」のと「口コミは必ず“サクラ”があると思っている」ので、自分は基本的に参考にしていません。
また、宿泊予約サイトも、いわゆる「簡単に予約できる」という特性に反した使い方をしているので、あまり活用していません(特に個室は、ゲストハウスの様式を分かっていない安易な予約が入ってくるため、制限を設けています)。


宿の方向性として、「旅と境港を楽しむ」に特化したコミュニティ重視型としてユースホステルや民宿に近い考え方で運営しているのもあり、「境港に泊まる必然性」を重視しているので、予約の割合は「ホームページ6割、宿泊予約サイト2割、当日の電話予約2割」と、一般的な宿と比べて、かなり「ホームページからの事前予約」のウエートが高いです。
でありながら、「観光でのご利用が95%超」。「旅宿」への拘りも大切にしています。
ちなみに当日予約は、隠岐フェリーや米子空港便の欠航時が主。「ハプニングを思い出に変える」は大切にしていますので、ありがたい限りです。


正直なところ、この宣伝方法では、現実的な「集客力」となると厳しいのですが、「ゲストハウスがあるから境港に泊まろう」ではなく「境港・水木しげるロードを楽しむために“縁”を利用しよう」であってほしいので、最も確実にコンセプトを伝えるためにも、広報は、地道に、堅実に、そして「直接的に」行っています。
「折り紙目玉おやじ」&「成りきり鬼太郎さん」、そして、ちょっとした観光案内などで「また境港に来たい!」と感じていただける人を増やすこと。「観光地型」の宿としても、町としても、細く永く発展を続けるために欠かせないと思っています。

余談ですが、今年、手塚治虫生誕90年の大雪像があったので、水木先生の生誕100年の際に大雪像をつくってもらい、境港をPRしては、と思います。今から市に話を持ち掛けてみよう――!