「旅の宿家」鳥取境港❝縁❞ ブログ(^^♪

とにかく「旅」が好きな自由人。
「旅そのものと境港・水木しげるロードを楽しむ」に拘った「旅の宿家」(ゲストハウス様式)を、2016年8月26日にオープンしました。
https://guesthouse-en.jimdo.com/
女性客とファミリー主体の”遊び心”いっぱいの寛ぎの空間です!
米子や大山、松江、美保関、隠岐などへの起点としても生かせる「妖怪と魚の町」を楽しんでください!

「知る」「学ぶ」――、日本の漫画文化を研究する留学生

本日は、新潟大学に留学している台湾人女性にご利用いただいています。

「アニメ聖地の現状から見る鳥取県」を論文のテーマに学んでいるそうで、研究の一環として来られました。
境港市観光協会や水木しげる記念館で話を伺うなど、境港・水木しげるロードを楽しみつつ、明日にかけて学んでいかれます。境港は8年前にも訪れているとのことで、日本のアニメ文化に関心が深いです。
境港以外では、同じ鳥取で「名探偵コナン」の作者の「青山剛昌ふるさと館」がある由良や、アニメ「Free!」の舞台である岩美町などに行かれるなど、トータル2週間の旅。来月には台湾へ帰られるそうです。
(台湾のパイナップルケーキをいただきました!(^^)!)


うちの宿のコンセプトは「『旅そのもの』と境港・水木しげるロードを楽しむ」です。
そして「旅を愛し、知り、学び、語り合う空間」として「まちづくりの原点を守り伝える」ことを大切にしつつ「初心者の安心」に拘っています。


全体の約19%を占める子ども連れのご家族は、95%以上が「水木しげるロードの観光が目的」。女性客は「一人旅」が全体の約45%を占め、その95%以上が「旅・観光」で、うち80%以上は「水木しげるロードを楽しむためのご利用」です(ほかは隠岐への拠点が主)。


このような一般的な旅人さんが殆どですが、10月には卒業論文のテーマで取り上げるために来られた山口県の大学生や、大学で妖怪文化を研究していて「境港妖怪検定」の受験に来られた北九州市の大学生などにもご利用いただいています。
「町を楽しむ」とともに「知る」「学ぶ」ためにご利用いただけるのは、非常にありがたいです。


漫画やアニメを活用したまちおこしは全国的に広がっており「聖地巡礼」の旅をされる人も多くいます。諸外国にも堀待っている、日本の文化の一つです。
とは言え、「アニメの聖地」としてのまちづくりは「作品の舞台」が主で、作者にゆかりがある町となると、やはり境港が先進的で「まちづくりとしての全国初の大成功例」です。宮城県石巻市など、この成功をモデルに町づくりを行ったところもたくさんあります。
そんな町づくりとの繋がりで「真面目に取り組むためのご宿泊」に応えていける自信はありますので、もっともっと史実を広く知っていただき、「学ぶ」ための町として、その拠点としてご宿泊いただけると、うれしいです。


ちなみに新潟と言えば、「ドカベン」「あぶさん」「野球狂の詩」などの代表作がある水島新司さん、「うる星やつら」「めぞん一刻」「犬夜叉」などの代表作がある高橋留美子さんの出身地で、市内はラッピングバスが走り、古町商店街には水島作品の主要キャラクターのブロンズ像が設置されています。アニメーション学院があることから2013年には「マンガ・アニメ情報館」と「マンガの家」が建てられており、観光振興や町づくりの一環としても生かされています。


(2013年秋に訪ねました)


こういった漫画やアニメの文化が築かれている町のつながりから来て、ご宿泊してくださる人も増えてほしいと願っています!