「旅の宿家」鳥取境港❝縁❞ ブログ(^^♪

とにかく「旅」が好きな自由人。
「旅そのものと境港・水木しげるロードを楽しむ」に拘った「旅の宿家」(ゲストハウス様式)を、2016年8月26日にオープンしました。
https://guesthouse-en.jimdo.com/
女性客とファミリー主体の”遊び心”いっぱいの寛ぎの空間です!
米子や大山、松江、美保関、隠岐などへの起点としても生かせる「妖怪と魚の町」を楽しんでください!

2年たちました(その1)

8月26日――、無事、オープン2周年を迎えました。


前日25日は、昨年12月に水木しげるロードでお会いして案内した女性が、友人とともに遊びに来てくださり、ご宿泊していただきました。
前回は「水木しげるロードを楽しむためだけの一人旅」で、偶然お会いしてご案内できたことで、自分も楽しい時間を過ごせました。その後も写真を送るなど連絡を取り続けてきた結果、約9か月ぶりの再会に繋がり、2周年を一緒に祝えたことに感謝です。


少し時間がずれていたら叶わなかった“縁”。
すごく、大事です。
“想い”の詰まった人と会えるチャンスを、掴み取っていけるよう、少しでも多く「町を楽しんでいる人」を感じて、もっともっと楽しんでいただけるよう努めていくことで、小さな繋がりから地道に輪を広げていければと思っています。


今年1~6月は上がったり下がったりを繰り返し、上半期は「前年より延べ人数で2人減」と苦しみましたが、アニメとリニューアルの効果で7~8月に子ども連れのご家族のご利用が激増し、おかげさまで連泊を含めた延べ人数は、昨年より54人増えています。特に8月は4日~22日の19日間も途切れずに宿泊者が入り、中でも11日~16日は毎日2組以上、子ども連れのご家族にご利用いただきました。
家族同士の交流が良い感じになった日も多く、自分が思い描く空間づくりは、ある程度、形になってきました。
昨年と比較したデータを(その2)で投稿する予定ですが、「旅そのものと境港・水木しげるロードを楽しむ」というコミュニティにおいては、女性客(特に一人旅か少人数グループ)と子ども連れのご家族が最も「相性」が良いので、今夏の傾向のまま総数を伸ばしていければ、と思います。


とは言え、現在は「ブーム」と呼べる現象の中での集客(特にファミリー層)。
自分としては「細く永く」先を見据えて「本質的に町を楽しんでいただくこと」に努めていかなければならないと思っています。まず「町」として「また来たい」と思っていただくか、それを第一に考えた行動を大切にしたいです。
「今」を存分に楽しんでいただきつつも、町の発展とともに失われがちになっている「まちづくりの『原点』や故・水木先生の“想い”」を忘れず、そのうえで現状とうまく融合させ、純粋に“遊び心”を追い求めて「特性」を伸ばしていければと思います。


現実的には、水木しげるロード内での派閥や同業者などとの関係性で、図らずも悲しく、虚しくなる出来事が多く「生活基盤」としては、いろいろ思うことがあります。「商業」的な考えで移住したわけでも今の宿を始めたわけでもないので、正直に言って「住みづらい」です。
なので自分としては「観光客の気分」で日々を過ごし、楽しみたいと思っています。そうでなければ、ご宿泊の旅人さんらと心を交わし合うこともできませんし、自分は「町を楽しんでくださる『観光客』が好き」だから、この町にいます。
それしか、ありません。


3年目も何とか乗り切っていけるよう精進しますので、よろしくお願いいたします。