「旅の宿家」鳥取境港❝縁❞ ブログ(^^♪

とにかく「旅」が好きな自由人。
「旅そのものと境港・水木しげるロードを楽しむ」に拘った「旅の宿家」(ゲストハウス様式)を、2016年8月26日にオープンしました。
https://guesthouse-en.jimdo.com/
女性客とファミリー主体の”遊び心”いっぱいの寛ぎの空間です!
米子や大山、松江、美保関、隠岐などへの起点としても生かせる「妖怪と魚の町」を楽しんでください!

名前のデータ

延べの入り込み数が850人に達したので、名前のデータを取ってみました。
まだ「同姓同名」(同音も含む)はなく、バラエティーに富んでいますが、地域的に関西を中心に南関東、中国・四国、中部地方からが主なため、意外な偏りも出てきました。


利用者に多い苗字のベスト5は、次のとおり。
1位「山田」9組14人(苗字ランキング12位。一人旅女性5、男性1、家族2組、男女グループの一人×1)
2位「山口」6組12人(同14位。一人旅女性2、家族2組、女性グループの一人×2)
3位「井上」6組9人(同16位。一人旅女性3、男性1、2人組女性の一人×1、家族1組)
4位「鈴木」5組5人(同2位。一人旅女性4、男性1)
4位「前田」5組5人(同29位。一人旅女性3、男性1、2人組女性の一人×1)
以下、「田中」「伊藤」「渡辺」など4組入った苗字は多数あります。


上位の苗字は、いずれも「女性の一人旅」が多いです。
一人旅は「男性1:女性6」くらいの比率ですが、男性の苗字が「各1人ずつまんべんなく」なのに対し、女性は「特定の苗字が多い」感じになっています。2組入っているのも結構ある一方で、苗字ランキング1位の「佐藤」、同5位の「渡辺」がいませんし、同3位の「高橋」と同4位の「田中」も一人だけ(ちなみに「佐藤」「高橋」「田中」は男性も1人)。
「ご家族」の苗字も男性同様ばらつきがあって、3組以上入っている苗字はありません。
ダントツで最多の「山田」は地域がバラバラで、北は山形や新潟、関東も関西もいますし、鳥取県内からもいます。学生や関東在住の人は「出身地」も伺うことが多いのですが、「山田」は全国に散らばっている感じです。
2番目の「山口」は関東2、関西3、長崎1ですが、東京在住の一人も長崎出身と話していました。3番目の「井上」は一人だけ東京で、ほかは大阪が3組と岡山、佐賀で西日本ばかり。4番目の「鈴木」は南関東が4人と札幌が1人。南関東に多い苗字なので、その通りになっています。5番目の「前田」は東京、大阪、兵庫、島根、福岡が各1とバラバラです。


人数だけを見ると「渡辺」が15人で最多ですが「7人家族、5人家族、ご夫婦、男女グループの一人」の4組で、一人旅は男女ともいません。ちなみに同99位の「渡部」が1組入っていますが、こちらも5人家族。「渡」で始まる苗字は「子だくさんの家族」が多いです。


苗字ランキング1位の「佐藤」は2組6人だけ(男性とご家族1組)。同3位の「高橋」も2組2人。ともに北関東から東北かけてに多い苗字なので、あまり入っていません。「ベスト10の苗字は男女差が少ない」傾向です(男性にありふれた苗字が多めのうえ、特定の偏りがない)。


同9位までの苗字は2組以上入っていて、同10位の「加藤」が親子1組だけ。
同11位~16位も2組以上ですが、上記の「山田」「山口」「井上」に加え、同11位の「吉田」は女性ばかり3組4人(一人旅は1人)、同13位の「佐々木」は一人旅の女性2人、同15位の「松本」も女性3人(一人旅は2人)とご家族1組で、同10位までと違い、この範囲は圧倒的に女性が多いです。同17位の「斎藤」が女性1人だけ(ちなみに同45位の「斉藤」も女性1人だけ)。
以下、ベスト30までの苗字は、すべて1組以上入っており、また男女差があまりない感じになっています。
同31位の「小川」、同33位の「後藤」などが入っておらず、ここから急激に「ゼロ」の苗字が増えます。


意外なのは、中部に多い「伊藤」こそ4組入っていますが、ほかの「〇藤」の苗字があまり入っておらず、ほかに2組以上入った苗字はありません。苗字ランキング36位の「近藤」も1人だけ、「遠藤」(同39位)、「工藤」(同65位)、「安藤」(同71位)はゼロです。
北関東~東北分布型の「佐藤」や「斉藤」「斎藤」「工藤」が少ないのは納得ですが、「安藤」「加藤」「後藤」などは中部地方に多いので、「○藤」の人とは少し縁が薄いのかな、と感じてしまいます。なお「伊藤」は4組中2組が「名古屋市」からですが、「井藤」も名古屋から1人来ています。


一方で苗字ランキング400位以下では、同475位の「堀口」、同683位の「赤松」、同810位の「合田」、同1037位の「二瓶」、同1375位の「宮武」が、いずれも2組入っています。
「合田」のみ2組とも大阪府(1組は四国出身だと聞いた覚えがあります)ですが、ほかは「東北と関東」「関東と関西」「中部と中国」「中部と四国」など地域が異なるので不思議です。


苗字ランキング21,000位以下、推定世帯数が「50以下」の、いわゆる珍しい苗字の宿泊者は次のとおり。
「覚幸」「數森」「合掌」「貫戸」「鋪田」「先東」「竹堂」「伴谷」「仲底」「長三」「則井」「比山」「松嶌」「峯坂」が入っています(内訳は、一人旅の女性5人、男性2人、ご家族5組、グループの一人×2人)。地域はバラバラです。
自分が調べた感じでは「長三」が最少(データでは3世帯と出ます)。「先東」「則井」も10世帯以下となっています。
(苗字ランキングは村山忠重さん調査の資料などを基にしました)。


「名前」のほうは、子どもが多いので非常にバラエティに富んでいますが、全体に「男性よりも女性のほうがバリエーションが少なめ」で、特にうちは30~50代が多いこともあって、偏りがあります。


最多は「あやか」で10人。子どもと20歳代が大半です。「あやな」「あやね」「あやめ」などもいて「あや」は全体に多い感じ。「あい」「あき」も多く「あ」で始まる名前が目立ちます。
あとは「ひろこ」「ゆうこ」「ようこ」が続き、こちらは40~60代に多め。
割引対象と定めている「みずき」(みづき)さんも、5人入っています(女性4、男性1)。
いずれも表記はさまざまですが、「あかね」さん5人は「茜」3人と「あかね」2人。同表記では「裕子」(ひろこ・ゆうこ)が最多の4人で、すべて今年の夏以降。しかも、うち3人の苗字が「○田」です。
男性では「亮介」が2人なのが、やや珍しい感じ。「雄大」は「ゆうだい」と「ゆうた」、「真」は「しん」と「まこと」など、読みが異なるのが多いです。全体的には「ゆう」が付く名前が多く、大人も子どももあり。子どもの名前は「はる」が目に付きます。


同じ日に「ひろこ」さんが3人(しかも、すべて40代の一人旅)入ったのをはじめ、「あやか」さんが2人、「みずき」さんが2人の日もありました(しかも「みずき」さんは2人とも隠岐フェリー欠航の当日予約でした)。


こういった偶然は多々ありますし「一文字違い」もかなりあるのですが、まだ同姓同名はおろか「同音同名」さえありません。同じ名前の人で最初になるのは、どうなるでしょうか?


ほかに誕生月、日にち別などもデータ化していますが、いろいろ面白い傾向が見えてきます。
「データで遊ぶ」のは大好きなので、今後も検証を続けたいと思っています。