1泊2日で境港を満喫プラン!①
※この情報は「水木しげるロード大リニューアル以前」のものです。現在とはブロンズ像の配置などが変わっておりますが、当時のまちづくりの魅力も感じていただきたいため、そのまま公開していますことを、ご理解ください。
境港へ観光に来る人は、関東からは2泊が主で、出雲や松江あるいは鳥取砂丘がメーン、境港観光は「+α」として数時間ほど滞在する人が多いです。関西や四国、中部圏、九州北部からは1泊2日が主で、週末に車で訪れる人が多く、やはり出雲、松江、大山、鳥取砂丘などと併せて観光されています。岡山や広島からは日帰りの人が多いです。東北や九州南部からの観光客は少なめで、主流はやはり関西からです。
今「境港だけを楽しむため」だけの人が減っているため、数年前までと比べて旅行者の滞在時間が短くなっています。これは広報力の低下、イベントの廃止、そして楽しんでいただく工夫が足りていないことなどが要因です。
水木しげるロードだけを散策する人がほとんどで、ほかの見どころもたくさんあるのに足を伸ばしていただけていません。また、催し物の開催日などでも「知らずに来た人」が圧倒的に多く、催しに併せて集客を集められていない状態になっています。
そこで今回は、境港の観光スポットを余すことなく紹介。1泊2日(それ以上)で、じっくりご堪能していただければと思います。JR境線を利用して境港駅に昼ごろ到着し、1泊して翌日の昼過ぎに出発する行程をプランニングしましたので、参考にしていただければ、と願っています――。
(ブロンズ像の配置はリニューアル工事前の情報で、2018年以降は変更されています)
<1>スタートはJR境線・米子駅。境港へは車で訪れる人が多いが、ここから「鬼太郎列車」が走っており、境港への旅のプロローグとして、ぜひご利用いただきたいと願っている。
JR境線の各駅には10年ほど前から妖怪の愛称が付けられており、看板が設置されている。以前はこの案内板を写真に収める人も多かった。「鬼太郎列車」は6種類のデザインがあり、休日は2両編成が多く、平日の日中は概ね1両。連休時には4両編成の特別列車が走る日もある。
<2>境港駅に到着したら、まず「水木しげるロード」をメーンとする地図を入手しよう。駅前の「みなとさかい交流館」の外壁には巨大壁画があり、観光客を出迎えている。
「水木しげるロード」は、境港駅から水木しげる記念館周辺まで約800mにわたり、漫画「ゲゲゲの鬼太郎」の主要キャラクターをはじめ、さまざまな妖怪のブロンズ像やオブジェが並ぶ。境港駅を「スタート」、水木しげる記念館を「ゴール」に見立てればいい。
(②に続く)
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