「旅の宿家」鳥取境港❝縁❞ ブログ(^^♪

とにかく「旅」が好きな自由人。
「旅そのものと境港・水木しげるロードを楽しむ」に拘った「旅の宿家」(ゲストハウス様式)を、2016年8月26日にオープンしました。
https://guesthouse-en.jimdo.com/
女性客とファミリー主体の”遊び心”いっぱいの寛ぎの空間です!
米子や大山、松江、美保関、隠岐などへの起点としても生かせる「妖怪と魚の町」を楽しんでください!

あす28日は「夢みなとタワー」入館無料!

明日28日、夢みなとタワーで「第8回 国際交流の日―韓国・ロシアを楽しもう―」というイベントが行われます。
両国の特産品の販売、伝統文化の体験講座、演奏会、各種振る舞いなどがあります。


9年半ほど前から、韓国の東海、ロシアのウラジオストック、そして境港の3市を1週間かけて循環する「DBS」という定期船便が運行されていることから、両国との繋がりが濃くなっています。現在の船の利用者は韓国人が9割ほどとのこと。そのため、特に金・土曜日は韓国人の姿が多くなります。
うちに泊まってこの船に乗り、ロシアへ向かった旅人さんも、男性が3人、女性が2人います。皆、濃~い旅人さんでした(#^.^#)(自分もロシアは行ってみたい国です!) 

タワーから見る大山は、海に浮かんでいるようで、冬晴れの日は特に絶景。明日は雪がやみ、午前中は晴れ間も期待できそうですので、最高の見晴らしが期待できるかもしれません。
入館料が無料となりますので、境港を旅されている人は、ぜひ訪問してみてください。
≪写真は、ちょうど昨年の今日1月27日、大雪の数日後にタワー前から撮った大山≫

子ども5人で楽しい雰囲気に!

昨夜は子ども5人を連れたご家族にご宿泊いただき、にぎやかな夜になりました。


4人きょうだいは今までに2組入っていますが、5人は初めて(しかも本来は6人きょうだいで、長女は受験のため旅に参加せず、でした)。


皆、人懐っこく、特に5歳の末っ子はすぐにコミュニティスペースを“探索”(^_-)-☆
小学3年生の長男は鬼太郎のちゃんちゃんこを着て出掛け、夕食&展望風呂に出掛けて戻ってからは、23時すぎまで2時間ほど遊んでいました。
雪が舞って風が強く寒い日になりましたが、夜も日中も水木しげるロードを堪能。被り物にも大はしゃぎで、みんな仲良く楽しんでいました。


それぞれが自由に楽しんでいるのも個性的で、高校1年生の次女はこたつに潜ってまったり。「寛ぐ」という点では、誰よりも“自宅感っぽく”過ごしていただきました。
小学6年生の三女は、そんなお姉さんをもリードするようなしっかり者で、頂いたメッセージの絵を丁寧に描かれていたのが印象的でした。
みんなに「折り紙目玉おやじ」を提供して、パーツとなるハートや星の折り方を伝授したのですが、小学1年生の四女はのみ込みが早く、しかも几帳面。教えた後で何度も自分で挑戦し、帰るまでにはかなり上達していました(この「折り紙目玉おやじ」のパーツ類は、高学年くらいでなければ難しいのですが、器用でした!)。
また、一般的に男の子は恥ずかしがり屋な傾向が強いのですが、長男も末っ子も人懐っこく、朗らかな感じでした。

ご家庭は農家で、家にはテレビやゲームはないとのこと。自然に親しみ、文明や流行に惑わされない、温かみのある暮らしぶりがうかがえて、好感が持てました。子どもたちは皆、自由には過ごしているけれど節度はしっかり守られていて、躾が行き届いているのを感じました。
(余談ですが、自分は旅を「非日常を楽しむもの」と位置付けているので、共有・交流場所にテレビを置く宿は、あまり好みではないです。うちは「コミュニティ」の「核」として「旅宿らしさ」を出していきたいので、日常性・娯楽性の高いテレビやゲーム類は置いていません。「目玉おやじトランプ」と「妖怪花札」はありますが、子どもと一緒に「妖怪の勉強」をする「資料」の一つです)


子どもが多いと制約もあって難しいこともあるでしょうが、これからも仲良く旅を続けてくださることでしょう。すてきな“縁”に感謝です!(^^)!


今後もこういった、旅を楽しむ“想い”が垣間見える温かいご家族に、もっともっとご利用いただけるよう願っています。そのために、境港・水木しげるロードの魅力を余すことなく伝えながら、気兼ねなく楽しめる理想の空間づくりを追い求めていきます。
ありがとうございました!

久々に台湾からの旅人さん

昨日(22日)は、久々に台湾からの旅人さんでした。
大学生の姉妹旅で、日本へは何度も旅に出ているそうです。
境港は昼過ぎから半日観光され、昼は寿司、夜は海鮮を堪能。もともと鬼太郎のアニメも見ていて知識があり、水木しげるロードの“世界観”を理解して楽しんでくださったことに感謝です。

日本語学校に通ったり留学をしていたわけではないとのことでしたが、日本語は堪能で、日常会話に全く支障なし。メッセージも丁寧な日本語で書いていただきました。
「御朱印を集めている」「稲荷神社が好き」などのほか、今日(23日)は松江で着物を借りて散策されるとも話しており、日本文化を好み、親しんでいるようで好感が持てました。北海道や東北の観光の話もでき「日本各地の魅力の発掘」にかけては、意識の高さが感じられました。
この後は、ゆったり1週間ほどかけて、松江・出雲と広島を楽しまれるそうです。

境港は飛行機や船の就航から、韓国と中国からの観光客が圧倒的に多いですが、あまり水木作品の知識がなく、日本語も勉強して来ない人のほうが多いので、コミュニケーションが取りづらく、単なる「拠点」にしかなっていない感があります。
一方で台湾からの旅人さんは、今までご利用いただいた人も日本語が堪能な人が主なうえ、鬼太郎作品を知っている人ばかりで、日本人と同じような楽しみ方だと感じます。


うちは外国語対応をしていないのもあって、日本人以外のご利用は全体の10%程度、そのうち半数以上は、ある程度の日本語が話せる人です。
「水木しげるロードのまちづくりの原点」という観点から「町」を理解して楽しんでほしいと願っているので、この対応を取っているのですが、日本語が話せない韓国や中国の人からの予約メールも、妖怪に関心があったり、市場の見学を申し込まれたり、と、日本文化に関心がある人が来てくださってはいます。所謂「安宿に泊まるだけ」にはなっていません。
「旅そのものと境港・水木しげるロードを楽しむ」というコミュニティを重視するとともに、ゲストハウス初心者の女性に安心して楽しんでいただくうえでも、「境港」への「必然性」を守っていきたいと考えています。


総合的に捉えれば、やはり「水木しげる作品の世界観に関心がある」個人の観光客を増やし「楽しかった」と心から思っていただけるように努めていかなければなりません。
韓国と中国からの観光客が圧倒的に目立つようになってきた今、「数」の上では目立った現象はありません。しかし、この層が「何度も来てくださるか」と言えば厳しいわけで、観光振興としての「細く永く」「リピーターをつくる」には繋がらないと思います。また、コミュニケーションの不足による経済効果の低下も起きています。
こういった「ソフト面」をも含めた「水木しげるロード大リニューアル」であるべきで、その一端として、コミュニティ重視の空間づくりに拘っていきます。

今日は「カニ感謝祭」でした!

今日1月21日(日)、恒例の「第15回 カニ感謝祭」が開催されました。


昨日から比較的、気温が高めで過ごしやすかったのですが、朝は時折、雨に見舞われる状態。
そんな中でも「パレードに参加すればカニがもらえる」とあって、境港駅前には、午前9時すぎにはかなりの列ができていました。昨年が雪だったのもあってか、今年は盛況! 段取りが悪く人数の把握ができていなかったようで、9時半ごろから並んだ人にはカニが行き渡らず“並び損”になった人もいました。

≪9時半過ぎの行列の様子、リヤカーに準備されたカニ≫


カニに並んだのは米子や松江など近隣の人が大半で、あとは韓国や中国からの観光客。日本人観光客は僅かだったと思います(1時間以上も並ぶ余裕のある人は少ないですから)。
(余談ですが、地元のおばあちゃんから「境港の人はカニに飽きているから並ばない」ので「地元民」と一括りにされたくないと言われました。私は米子や松江も含めて地域住民と捉えていましたが、境港は田舎、米子や松江は町で、境港の人にとっては別世界の感があるようです)


式典では、平井鳥取県知事による、いつもの“ダジャレ”を交えたあいさつなどがあり、関連イベントとして「大漁太鼓」「鬼太郎音頭」の披露や、「大山開山1300年祭」のPRイベントなども行われました。

≪式典とパレード、妖怪神社への奉納など≫
≪大漁太鼓、鬼太郎音頭≫


パレード後は「カニ汁」「甘酒」のふるまいもありましたが、どちらも早々に完売。
そして、昼過ぎには歩いている人が一気に減ってしまいました(-_-メ)(それでも今日は観光客が多かったほうですが)
≪カニ汁のふるまい≫


近隣の人でも「世界妖怪会議」の整備や、夕方からのライトアップなど「今だけ」の取り組みを楽しんでほしいものですが、「カニだけもらって、さっさと帰ってしまう人」が多いのは残念です。
そのあたり、何らかの工夫が必要かもしれないと、午前中の喧騒と午後の日常を見て感じた次第です。
また、こういった催しが、もっと宿泊に繋がればと思うのですが・・・、難しいなぁ(^^;)

鬼太郎列車リニューアル第1弾、公開!

今日20日(土)、「5代目・鬼太郎列車」の「こなきじじい号」「すなかけばばあ号」が運行されました!
米子駅を10:35発した列車は、境港駅に11:20ごろ到着。
一本前の列車がガラガラだったので心配していましたが、子ども連れのご家族など、地元の人も乗りに来られたようです。たまたま乗られた観光客も、初披露を楽しんでくださっていました!(^^)!

「こなきじじい号」のテーマは「星空」。濃い紺色を基調にした車体には、星が輝いています。
「すなかけばばあ号」のテーマは、“砂かけ”だけに「鳥取砂丘」(#^.^#) こちらは全体的に淡い色合いです。

ちょうど「世界妖怪会議」の会場に「子泣き爺」のブロンズ像があるので“コラボ”させてみました(^_-)-☆
今後、目玉おやじや鬼太郎のブロンズ像とも絵を合わせて撮ってみようと思います。

今日は4往復され、明日以降はその都度変わります。
次のお披露目は「きたろう号」と「ねこむすめ号」で、3月3日の「生誕祭」に合わせて、境港駅から出発。現在の車両はおそらく、2月上旬~中旬には見ることができなくなりそうです。
さらに7月、「ねずみおとこ号」と「めだまおやじ号」が新登場する予定です。


また、この期間中は運がよければ、「新」「旧」が連結された車両が見られるかもしれません(前回のリニューアル時は「混合4両」という編成もありました)。


ニューデザインの列車を見るのも良し、4代目の見納めも良し。
いずれにしても、お見逃しのないよう楽しんでいただけることを願っています(@^^)/~~~