「旅の宿家」鳥取境港❝縁❞ ブログ(^^♪

とにかく「旅」が好きな自由人。
「旅そのものと境港・水木しげるロードを楽しむ」に拘った「旅の宿家」(ゲストハウス様式)を、2016年8月26日にオープンしました。
https://guesthouse-en.jimdo.com/
女性客とファミリー主体の”遊び心”いっぱいの寛ぎの空間です!
米子や大山、松江、美保関、隠岐などへの起点としても生かせる「妖怪と魚の町」を楽しんでください!

メッセージリレー・質問&回答ベスト5

2017年10月中旬に始めた「メッセージリレー」のノートが、最後の質問となりました。
1冊埋まるのに2年ちょっと。質問内容によっては1か月くらい誰も答えないことがあり、思いのほか日数を要しました。

いろんな質問&回答が記されましたが、全体的には「水木作品や鬼太郎アニメ関係」「旅のお薦め(場所、食べ物、土産など)関係」が多くなりました。所々に“コア”なものが混じります。当然とは言えますが「キャラの濃い人ほど、面白い質問または回答」を残してくれました。
「同じ日に複数の人が書かなければ、自分が記した質問の回答が見られない」のがポイントで「再訪した際に見てもらおう」という狙いでしたが、その点では全く盛り上がりませんでした。どちらかと言えば「全体を読んで楽しむ」感じになり「回答を旅の参考にされる人」もいて、思ったより“活用”にはなりました。


失敗だったのは「署名」を頂かなかったこと。特徴的なものは覚えていますが、平凡な質問だと「誰が書いてくださったか思い出せない」。おおよその時期で推測するしかなく、読んでいただいた人に“補足”が語れないこともあります。
また、「子どもにも自由に書かせた」ため“落書き”されてしまったのと、小学校低学年だと字が下手だったり漢字が書けないので、非常に読みにくくなりました。それも“味わい”ではありますが、回答が「的外れ」になってしまうなど、狙いとは合わなかった感もあります。「真面目に遊ぶ」のコンセプトは、小学生には伝わりにくかったかもしれず、中学生以上に限定したほうが良かったようにも思います(子どもが書きたがるとも思っていませんでした)。


ということで「面白かった質問&回答ベスト5」。


≪1位≫
「Q:死ぬまでにやりたいこと、行ってみたい場所は?」
「A:一回死んでみたい。この世の裏側」
※個人的には最も好きな回答です。殆どの人が真剣に答えるか賛否を記す中で、風刺の効いた“ぶっ飛んだ”答えを返しているのが素晴らしいです。30代の女性で、1泊の予定から2泊に変更され、ゆっくり楽しんでいただきました。かなりの酒好きで趣味嗜好は合わなかったのですが“人間味”にあふれた個性的な人で、旅の感性や資質が近く、話はすごく弾みました。

≪2位≫
「Q:鳥取県と島根県の地図をだいたいのイメージで書いてください」
「A:(だいたいで描かれました)」
※位置関係を理解していない人が多く、いい質問。答えの「絵」も秀逸でした。「絵で答える」は唯一です。このメッセージリレー、40代以上の男性は全く興味を示してくれず、ファミリーも書かれるのは母親か子ども。40代男性が記してくださった貴重なコメントです(個人的にはこういう”遊び”が好きなのですが・・・、このあたりもユースホステルや山荘との違いを感じさせられます)。

≪3位≫
「Q:100キロマラソン走ってみませんか?」
「A:100キロどころか100メートルも嫌です」
※100キロマラソン参加者(40代女性)の質問に対し、100メートルも走りたくない50代の自転車旅さん。これは続きがあり、記された質問は「Q:山奥の無人駅で一人で寝られますか?」。さらに、これに「A:絶対無理です!」と答えた女性はピースボートで世界一周へ。“濃い”流れが続きました(100メートル走るのも嫌なのに自転車で長旅はできる・・・(^^😉)。

≪4位≫
「Q:妖怪たちのIT機器の柔軟な利用について、どう思いますか?」
「A:サザエさんも携帯電話を使う時代ですから、良いのではないでしょうか」
※50年前の1期の鬼太郎と現在の6期との違いを皮肉った感じ。いい発想の質問に対して、答え方も秀逸です。

≪5位≫
「Q:兵庫県の妖怪は長壁ですが、鳥取県の妖怪は何でしょう?」
「A:知らない漢字や意味が分からないの分かりません」
※質問は妖怪に詳しい小学校高学年男子。回答は小学1年生の女児(ほとんど平仮名で解答)。せっかくクイズを考えたのに・・・、一刀両断されました。すごく“自由”で活発な女児で、30代の一人旅女性に「花札しよう」と声かけていました。この回答自体は好きなのですが、小学1年生ですから字も下手。これをきっかけに”統制が乱れた”と言えるので、保護者が代筆してほしかったとは思いました。

ほかでは「Q:あなたの家にはどんな妖怪がいますか?」という質問も面白いと思いますし「Q:ねずみ男との共通点は?」に対して「A:お風呂が嫌いなこと」と答えたのも笑えます。
「Q:人生で一番後悔したことは?」に対して「A:今まで生きてきた16年の中ではありません」は「16歳が答える内容ではない」(^^😉 次の質問も「Q:生きていくうえで一番大切なことは何だと思いますか?」と、ずいぶん落ち着いていました。
また、外国人が泊まると「Q:○○(母国)に行ったことがありますか?」が大半。最初のころには「Q:最近誰かに告白しましたか?」「Q:好きな告白のシーンは?」「Q:整形するなら芸能人の誰の顔になりますか?」などの質問を書かれる女性客がいて、これらにはご家族、旅慣れた人、水木ファン系の人は答えを書かないので(男性も回答できないし)、しばらく“止まって”しまいました。


結局「流れ」にうまく乗るかで、面白くもなれば、せっかくの質問が生きない場合もあります。前半は「旅人・女性客が主体」でしたが、2018年夏ごろからファミリーや水木ファンが増えたので、内容も変化した感じになりました。


同じものを続けて行くか検討した結果「メッセージリレー」は終了します。
新たに「水木作品『推し』ノート」「おすすめ旅ノート」の2冊をつくりました。「用意したテーマに対して“熱く”語ってもらおう」という狙いです。この2点を基に語り合う人が多いので“遊び”の部分を生かすよりも「宿泊者が活用できるもの」にしていきます。

また、コスプレ衣装やトランプなどで“遊ぶ”子どもも増えているので、新たな企画の対象は「中学生以上」にいたします。