「旅の宿家」鳥取境港❝縁❞ ブログ(^^♪

とにかく「旅」が好きな自由人。
「旅そのものと境港・水木しげるロードを楽しむ」に拘った「旅の宿家」(ゲストハウス様式)を、2016年8月26日にオープンしました。
https://guesthouse-en.jimdo.com/
女性客とファミリー主体の”遊び心”いっぱいの寛ぎの空間です!
米子や大山、松江、美保関、隠岐などへの起点としても生かせる「妖怪と魚の町」を楽しんでください!

ハプニングを思い出に変える(その2)

1月11日に投稿した「ハプニングを思い出に変える」。隠岐フェリーや米子空港便が欠航になると、当日予約が入ることがあります。特に隠岐フェリーの影響は大きく、飛び込みだけでなくキャンセルも多いです。


4日は午後から大雪になり、5日の朝には30センチ以上の積雪。米子空港便は4日の夕方~5日朝にかけて欠航し、隠岐フェリーも4日に続いて欠航が決まりました。
フェリーや航空機の欠航による当日予約は「欠航になった最初の日」が大半なので、昨日(5日)は「観光客も来れないだろうし、静かな一日になりそう」と思っていたのですが・・・、朝から立て続けに2人から当日予約がありました。


ともに名前が「みずき」さんで、お一人は早稲田大の学生さん、もう一人は隠岐へIターンされた女性。
年齢が2歳しか違わない上に目的が近いので、すぐ親しくされていました。


先述のとおり、なぜか隠岐フェリーの欠航による当日予約の約6割が「早稲田大の現役生かOG」。
もともとうちの宿は“早稲田率”が高いのですが、“早稲女”はフェリー運がないのか・・・!?
すごい確率だと思います。


お一人は昼前に、もう一人も昼過ぎに到着され、2人で一緒に昼食へ。外は雪が酷かったので15時には戻られ、しばらくまったり過ごされてからライトアップの見学と夕食に出掛け、19時半には戻って、またまったり。明日に備えて早めに休まれました。
本日(6日)は、フェリーが定時運航になったので、無事にご出発されました。
《ご出発の様子》
《“早稲女”さんから頂いたメッセージ》


こういったハプニングによるご利用は概ね、昼前後には到着されるので、少しでも境港を楽しんでいただきつつ、日中の滞在なども臨機応変に対応し、自由に開放しています。本来は通過点でしかない「境港・水木しげるロード」ですが、町の印象を悪くしないためにも、普段以上に融通を利かせ「人情」をもって接しているつもりです。


また、前回のブログで「ハプニングは平日が多い」と記しましたが、あらためて振り返ってみると「早稲田率が約6割」という特徴に加え「約8割が『月曜日』のご宿泊」!
1月にも似たケースがあり、この日も月曜でした。土・日曜の飛び込みは1件(1人)しかなく、一方で、キャンセルは土日に偏っていて「旅行自体の取りやめ」によるもの。やはり「平日」と「週末」で、旅のスタイルに違いがある感じがします。
そして、飛び込みは「女性1人」が多く、キャンセルは「グループやご夫婦」が主です。


また、飛び込みが2人入ると、なぜか世代が近いことが多いですし「旅の密度が濃い人ばかり」(隠岐へ渡る旅人や移住者などは全体的にそんな感じですが)。いろいろ偶然だとは思いますが、宿の“特性”による“流れ”のようなものがあるのかもしれません。


うちの宿のコミュニティとして重視している「境港市に泊まる必然性」としては「後付け」(「泊まらざるを得なくなった」という感じなので)ですが、このようなケースは「人情」が大切になってきますので、感謝を込めて、少しでも思い出を持ち帰っていただけるように努めていきます。

またまた大雪です(^^😉

昨日(4日)の昼前から降り出した雪。
午後には吹雪になり、15時を過ぎたら視界も悪くて観光客は激減。
そして夜は本格的な雪になり、朝までに30センチ以上は降り積もりました。




今日(5日)は、午前中は晴れ間もありましたが、ずっと雪が降ったりやんだり。ただ、日中は積雪量が増える感じではありませんでした。朝から重機による除雪がフル稼働しています。


交通機関にも乱れがあり、隠岐フェリーが欠航したため、今夜は、飛び込みで女性2人にご宿泊いただいています。


偶然にも、2人とも名前が「みずき」さん。しかも一人は早稲田大の学生さん。
うちは普段も“早稲田率”が高いのですが、隠岐フェリー欠航時の当日予約は、なんと約6割が早稲田大の現役かOGです!(早稲女はフェリー運が悪いのか・・・?)


こういうのも不思議な“縁”ですね(#^.^#)


まだ数日、雪には警戒が必要な感じですが、どうなるでしょうか・・・!?

ライトアップは3月上旬まで延長予定

昨年末から始まった、「水木しげるロードのライトアップ」が、期間延長されることになりました。
当初は1月末までの予定でしたが、3月上旬までは継続されます。3月3日の「生誕祭」に来られる人には、見ていただけることになりそうです!


3月は多少、旅人さんが増えてきますので、できれば3月17・18日の「大漁祭」くらいまで続くことを願います!

ブロンズ像の大移動

先週は雪が続きましたが、今週は日曜に雨が降って一気に雪が融け、水曜日以降は穏やかな天候が続きました。
水木しげるロードのリニューアル工事は、天候不良に悩まされ遅れ気味で、晴天時はフル回転の状態。今日はブロンズ像の大移動が行われました。


昨年の7月以降、「世界妖怪会議」の会場に順次、ブロンズ像が移され、年末ごろは最大74体ありました。1月以降は徐々にロード本線に戻り、今朝の時点では58体でした。


今日2日は朝からクレーン車とトラックがフル稼働し、掘り起こされたブロンズ層がクレーンで吊り上げられ、トラックに乗せられてロード本線へ。午後からは設置作業も進みました。

こうしてよく見ると、作られた年によってブロンズ像の違いが分かります。

創世期の1994~95年のものは台座の加工が少なく、2005年と12年のものは台座に魂のようなイメージの彫刻があり、昨年のものはさらに凝った感じ。土に埋まっている部分も、「泥田坊」は石そのままだし、「田の神」や「畳叩き」は台があり、写真では分からないですが「算盤小僧」は棒が突き出ていました。


明日も移動があるそうなので、週明けには50体以下になります。
最大時は妖怪たち埋め尽くされていた「世界妖怪会議」の会場も、スカスカの状態。ちょっと寂しくなっています。その分、ロード本線は「形」が見えてきました。


今は閑散期が続いていますが、にぎわいを取り戻し、それとともに「心から楽しんでいただけるように」尽力して、旅人さんを迎えていきます!

年賀状や寒中見舞い

ご宿泊いただいた旅人さんや、境港でお会いした旅人さんから、年賀状や寒中見舞いをいただきました(フルネームが書かれている人は一部修正しています)。

自分もfacebookページに年賀のあいさつを載せ、個人ページをフォローしてくださっている人には直接、メッセージでお礼状やあいさつ状を送るなどは、割とまめに行っています。


自分で言うのもですが、年賀状は毎年、凝ったものをつくっています。新聞社で制作も担ったので基礎的なデザイン知識はありますし“芸事”はすべて好きなので、1年間で自分が撮った写真を使っています。
日常の付き合いの人、「旅」をきっかけに知り合った人、宿泊者へのお礼、或は年齢や性別で、送る内容を変えるのが常でした(最大で5種類つくった年があります)。今年は、絵柄のパターンは「境港・水木しげるロード」に統一し、文面だけ変えて2通りつくりました。

旅人は移ろい流れゆくものでもあり、場所的にもすごくリピーターが期待できるわけではないので、境港や旅先などで親しくなった旅人さんも、ご宿泊いただいた人も「一度しかお会いしていない人」が大多数です(日常の人間関係も「浅く、緩く」で、いわゆる一般的な食事や飲酒をベースにした「大人の付き合い方」をしないので大差ないですが・・・)。


そのうえで、直接的なメッセージを主にするのは「浅い関係性なのに」と、かえって煩わしく思われる人もいるかもしれません。そのあたり誤解されることもありますが、自分の中で「みんな同じように」というのが好きではなくて、やはり「個々」として接していきたいと思っています。


「旅宿」としても、こうして手書きのお礼を送ってくださる人が支えで、「感謝」の一言に尽きます。
特にご宿泊いただいた旅人さんには、予約の時点から旅を終える時まで、まめに、丁寧に接していくことを大切にします。