「旅の宿家」鳥取境港❝縁❞ ブログ(^^♪

とにかく「旅」が好きな自由人。
「旅そのものと境港・水木しげるロードを楽しむ」に拘った「旅の宿家」(ゲストハウス様式)を、2016年8月26日にオープンしました。
https://guesthouse-en.jimdo.com/
女性客とファミリー主体の”遊び心”いっぱいの寛ぎの空間です!
米子や大山、松江、美保関、隠岐などへの起点としても生かせる「妖怪と魚の町」を楽しんでください!

大人と子どもが一緒に楽しめるように

うちの宿の今までの利用状況を比率で表すと、以下のような感じになる。


女性の一人旅:45%
男性の一人旅:14%
女性グループ:12%
男性グループ:3%
混合グループ:3%
男女2名利用:4%
子連れの家族:19%


子どもを含めた総数では男性が約31%、女性が約69%。ご夫婦やご家族を除くと女性が76%くらい。
乳幼児も含め、宿泊者の約19%が中学生以下。「子ども連れのご家族」には想定した以上にご利用いただいたくことができ、ゲストハウスとしては高い比率だろう。
「水木しげるロードの観光」という観点からすれば良い傾向だし、ゴールデンウィークは「ほかに空きがないため」というケースもあったが、お盆期間中は「あえて選んでくださったご家族」が多く、女性ドミの利用者とのコミュニティもいい感じになった(ゴールデンウィークの課題と反省点を修正できたと思っている)。
ちなみに、一家族あたりの子どもの人数は「1・8人」。「ご夫婦と子ども1~2人」が多いが「子ども4人のご家族」も2組あった。


うちは「交流スペース」ではなく「コミュニティスペース」と名付けている。「境港・水木しげるロードと『旅そのもの』を楽しみ、初心者でも気楽に寛げる空間づくり」という「核」になる方向性を明確にし、「安心・活用」を定義としているためだ。
なので上記のような利用傾向となっており、特に7月~10月にかけては「コミュニティスペースで大人の女性と子どもが一緒に楽しむこと」が結構あった。

中学生以下の子どもに「旅の楽しさ」を感じていただき、普段は接しない大人と過ごす時間を楽しんでほしいので、こういったコミュニティが出来上がるのはうれしく、見ていて微笑ましい。
ただ、子ども連れのご家族と男性客が一緒になったケースでは、男性は子どもとのコミュニケーションを嫌がる傾向が思ったより強く、少し残念に思っている。
「水木しげるロード」の観光という視点で見たとき、基本的に“遊び心”の濃い町の特徴もあって、子ども連れのご家族と女性は楽しみ方が近く、一方で男性は「水木しげるロードの観光以外が目的の人が多い」のとゲストハウスの捉え方などから、致し方ないかもしれない。


そういったこともあり、子ども連れのご家族が増え始めてから少しずつ女性の比率が上がっている。
同様の宿が増えた夏以降、全体的にグループ利用が減っているのは大きな課題で、特に「男性グループ」と「男女2名」が激減している(9月以降ほぼ皆無)。だが、逆に言えば「うちの特性」が明確になってきたとも言える。
今後は「一人旅」を主軸にしながら、土曜日や繁忙期に「子ども連れのご家族」と「女性グループ」をどれだけ取り込んでいけるかが課題になりそうだ。あとは、男性は火~木曜が極端に少ないので、隠岐へ渡る旅人などを取り込めればと思う(木曜日は年間で2人だけ。女性は26人と土・日の次に多いのに・・・。
今は停止しているが、男性の「当日予約」の扱いは本当に悩む・・・。