「旅の宿家」鳥取境港❝縁❞ ブログ(^^♪

とにかく「旅」が好きな自由人。
「旅そのものと境港・水木しげるロードを楽しむ」に拘った「旅の宿家」(ゲストハウス様式)を、2016年8月26日にオープンしました。
https://guesthouse-en.jimdo.com/
女性客とファミリー主体の”遊び心”いっぱいの寛ぎの空間です!
米子や大山、松江、美保関、隠岐などへの起点としても生かせる「妖怪と魚の町」を楽しんでください!

出雲のお店①「出雲チョコレート工場」

「旧大社駅」や「日御碕」の紹介の際も記しましたが、特に一人旅の女性は出雲がメーンで旅を楽しまれている人が多く、見どころやお店の情報をよく聞かれます。
年に数回は出雲を訪ねているので親しくなっている店は増えてきましたが、特につながりの濃い店を3軒、紹介していきます。


まずは「出雲チョコレート工場」さん。
オープンは2年前の12月。神門通りから少し路地に入った場所にある、レトロで落ち着きのある、こだわりの店です。神門通り沿いではないため“通好み”の感があり、少し「隠れ家的な存在」。
美しいカフェスペースは、喧騒を離れて、落ち着いて過ごせるのが魅力です。

カカオ豆からチョコレートになるまでの製造工程をすべて店内で行っており、原材料はカカオ豆と砂糖のみ。商品だけでなく装飾や雰囲気も含めて、細部まで拘っているのが感じられます。

メニューや店舗案内などが「手書き」なのが温かみがあり、店員さんらの人柄と”想い”が伝わってきます。接客や商品説明も丁寧で、好感度が高い店。
落着きと拘りが「ウリ」だけに「ブームに乗っただけの人に騒がしくされたくない」というのが本年ですが、店側もそのあたりを弁えているように感じます。


写真は「冷やしチョコレートドリンク」。
カカオミルクなども人気で、ちょっとぜいたくな旅のひとときを過ごせます。

約1年11か月ぶりのご宿泊

先日、隠岐島前高校の卒業生で、2018年1月にご宿泊いただいた人に再訪していただきました。


ご宿泊いただいてから約1年11か月。水木しげるロードはリニューアル工事中で、粉雪が舞う寒い日でした。
その時のご宿泊の理由は、実は「フェリーに乗れなかったため」。
隠岐汽船は夏と冬とでダイヤが変わり、それを忘れていたために急遽、当日予約で来られました。
予定外の宿泊となったのですが「ハプニングを想い出に変える」として、リニューアル工事中の水木しげるロードを少し散策。


ゆっくり寛いでいただいたまでは良かったのですが――


翌日、まさかの「隠岐フェリー欠航」。雪の予報は出ていたものの、風が強まるのはその次の日と見ていたので、想定外でした。連泊も考えたのですが、その後の登校予定などからいったん故郷に戻ることを選択。最後まで「ハプニング」に苛まれました。
(その1か月半後に隠岐へ向かわれる前にお会いし、お土産をいただいた時の話をブログに上げてます。今回も、またまたお土産をいただきました)


現在は専門学校でデザイン関係を学んでいて、充実した日々を過ごしているようです。


印象的な旅人さんはたくさんおられますし、フェリーや航空便の欠航、あるいは急病などの「ハプニング」によるご宿泊も何度かありますが「“夢”や“目標”を語ってくださったこと」と「ハプニングを“前向きに”捉えて行動されたこと」で、大きな存在感を示されました。


夜遅くのご到着、朝のフェリーでご出発でしたので、話す時間は僅かでしたが、またいつか、いろんな話を聞かせてくださる日が来ると思います。また、隠岐島前高校の関連では2人目のご宿泊でしたが「同室だった後輩」にご宿泊いただくなど、繋がりも続いています。


その時その時の“縁”だけでなく“次”へ生かされること。
大切にしながら、これからもすてきな旅人さんを迎えていきます。

11月30日は水木先生の命日です

11月30日は故・水木しげる先生の命日。
早いもので、亡くなられてから4年がたちます。


昨年春から「ゲゲゲの鬼太郎」のアニメ放映が始まり、水木しげるロードも昨年夏にリニューアルされました。昨年は、アニメの影響で子どもが関心を持ち、境港を訪れご宿泊いただいたご家族が増加。ファミリー層に関しては昨年以上になっています(上半期の増加分が大きい)。また、大人でも新たに水木作品に触れた人もいて濃いファンも来られるようになりました。


命日については、水木作品が生み出された町・東京都調布市で盛大なイベントがあることもあり、濃いファンは、そちらに集結する感じになりそうです。
実際、昨年までの傾向を見ても「命日を知らずに来られた人」が多いですが「知っていただけること」が大事だと思いますので、告知していきます。


先日、調布でのイベントについて記しましたが、境港・水木しげるロードとしては、記念館に献花台を設置し、記念品などを配布する予定。残念ながら、商店街としての催しは行われないようです。


宿としては例年通り「公式ホームページからご予約の場合、大人料金をすべて300円割引」いたします。昨年は命日当日にご家族のご宿泊があり、子どもたちに楽しんでいただくことができました。


なお、境港市は水木先生の生誕日(の近日)に催しを行う方針で、おそらく例年通り「生誕祭」があると思います。。

今日から「ゲゲゲ忌2019」

境港市出身の漫画家、故・水木しげる先生が50年以上在住し、数々の人気漫画を世に生み出す「拠点」となった町・東京都調布市。
特異な世界や妖怪たちを独特の感性で描いてきた先生の功績を讃え「水木マンガの生まれた街 調布」として、まちづくりを行っています。
調布では名誉市民に認定されており(境港市では定められていない)、ご命日である11月30日を「ゲゲゲ忌」と定め,毎年、イベントなどを実施しています。

今日11月23日(土)から12月1日(日)までで、現在「ゲゲゲの鬼太郎」(第6期)が放送中のため,アニメに関連した楽しいイベントも開催。
特に「シアタス調布」での上映会&トークショーは、ファンには大人気となっており、残念ながら抽選漏れした人も多いようです。




主な内容は、以下のとおり。
※アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」51周年上映会inシアタス調布(期間中毎日)
※ゲゲゲのスタンプラリー《市内13か所》(同)
※ゲゲゲ忌限定特別御朱印《布多天神社》(同)
※ゲゲゲギャラリー,献花台《文化会館たづくり1階》(同)
※ゲゲゲ横丁(23日)
※ゲゲゲの森(23・24日)
――など。


境港からも「妖怪たち」が応援に駆け付けます。


なお、境港では命日に際し、記念館に献花台の設置や記念品の配布などはありますが、商店街としての催しは特にありません。

出雲の観光スポット②「日御碕神社・灯台」

今年の出雲駅伝の際は訪ねなかったのですが、出雲の見どころをもう一つ。
日御碕神社と日御碕灯台は「外せない」場所です。


出雲大社からバスで約20分の場所にある日御碕神社は、江戸時代の貴重な建築として、国の重要文化財に認定されています。上の宮と下の宮に分かれており、上の宮には須佐之男命、下の宮には天照大神が祀られています。

社殿を通り抜けると遊歩道が設けられており、ウミネコの繁殖地となっている経島(ふみしま)を左手に眺めながら10分ほど歩くと、日御碕灯台が見えてきます。
石積みの灯台としては日本一の高さ43.65メートルを誇り、螺旋階段を上った上部からは、絶景の日本海が拝めます。参観料は200円。

夕陽の美しい場所でもあり、土産物店や民宿が数軒。遊歩道も整備されています。
つくり込まれていない、素朴な海辺の町並みの雰囲気を残しており、自然を堪能できる場所です。

ただ、2年ほど前から路線バスの本数が半減。おおよそ2時間に1本程度になりました。ただし、それまでは日御碕神社の前が発着地でしたが、現在は灯台前まで行くバスもあり、「神社前で降りて遊歩道を歩き、灯台前から乗車」といった方法が堅実となりました。


また、途中の「稲佐の浜」は「日本の渚100選」に認定されており、美しい夕陽スポットでもあります。