「旅の宿家」鳥取境港❝縁❞ ブログ(^^♪

とにかく「旅」が好きな自由人。
「旅そのものと境港・水木しげるロードを楽しむ」に拘った「旅の宿家」(ゲストハウス様式)を、2016年8月26日にオープンしました。
https://guesthouse-en.jimdo.com/
女性客とファミリー主体の”遊び心”いっぱいの寛ぎの空間です!
米子や大山、松江、美保関、隠岐などへの起点としても生かせる「妖怪と魚の町」を楽しんでください!

2日続けて「60歳代女性の一人旅」が!

今週、2日続けて「60歳代女性の一人旅」の人にご利用いただきました!


東京在住の人は「青春18きっぷ」で国内を1週間ほど旅し、「国内」の最後の到着地が境港。
到着したのは終電で、日付が変わってからのチェックインだったため、夜はほとんど話すことはありませんでしたが、翌朝はゆっくりしたあと15時くらいまで境港を散策され、その後はなんと「ウラジオストク行きの航路に乗って、シベリア鉄道~北欧、ポーランドへの旅」に向かわれました。
スウェーデンとオランダに住んだことがあり、日本に帰ってからは山梨県の田舎で暮らしていたこともあるそうで、文化や生活環境、政治意識の違いなど、いろいろな話を聞かせていただきました。
「長いものに巻かれず、じぶんのやりたいことをやる」。その気持ちの強さが共感できました。


翌日の高知在住の人は、とにかく陽気でパワーを感じました。メーンは「食」で、丸1日楽しんでいかれましたが、到着してすぐの昼食から豪華な海鮮丼、夜はすし、また翌日も海鮮丼。その「合間」に水木しげる記念館や大山を見るため弓ヶ浜へ、という感じ(#^.^#) こちらは夜にゆっくり話をしましたが、考え方とかが前日の人と似ていて、「格好いい歳の取り方」を感じ取りました。


今までの宿泊者ですが、分母がまだ少ないものの、年齢層を見てみると「20歳代が約4割」、「50~60歳代も約4割」。
意外と50歳以上の割合が高く、しかも50~60歳代のご夫婦が既に4組入っています。一人旅はともかく、自分より上の年代の「ご夫婦」の利用は、あまり想定していませんでした。


正式オープン後、最初に泊まっていただいたのも67歳の男性で、定年退職後に自転車旅をはじめ、一年の半分は旅に出て、さらにその半分は海外、という行動力のある人でした。隠岐に渡るはずが台風の影響で欠航になり、うちに2泊の予定も1泊に減ったのですが、来夏にでもリベンジされるかもしれません。
実際、隠岐への拠点、と考えれば、来夏とかはもしかしたら50歳以上の世代が増えるかもしれません。
人生経験豊富な方々と話すと、やはり「年上の相手」が主導になり、聞き役に回ることが多くなりますが、その分、積み重ねてきた濃い生き様を教えていただくことで、とても勉強になります。


ちなみに男女比は「20歳代が男7:女3」くらいなのに対し、今回の2人の女性によって「50歳以上はほぼ同数」になりました。年齢が上がるにつれて女性の比率が高くなる感じです。
ちなみに、うちは自転車旅やバイク旅などで「男性グループ」は複数入っているものの「女性だけの2人以上のグループ」が、いまだに皆無。そのため総数では男6:女4くらいなのですが、「一人旅」に限れば、10月のみ女性のほうが一人多く、あとの月はすべて同数。すごく理想的です。
「女性の一人旅割引」の効果があるかどうか分かりませんが、女性グループが入りにくい場所なのは想定内なので、全体的な「比率」としてみれば「いい感じ」です(総数が少なすぎるけれど)。


20歳代と50歳以上は、ほぼ親子の世代になるので、混在すれば面白くなるでしょう。この傾向のままで全体数が増えていけば、と思っています。


ついでに付け加えますが、このお二人とも、メール予約の時点で非常に丁寧でした。
東京からの女性は到着時刻が遅れて終電になったのですが、遅くなることについて何度も連絡をくださったので、全く不快感は起こりませんでした。


「旅そのものが好きな人」「境港・水木しげるロードを楽しみたい人」のために「健全な空間づくり」をしていきたい、そのコンセプトを大切に、これからも頑張ります。