「旅の宿家」鳥取境港❝縁❞ ブログ(^^♪

とにかく「旅」が好きな自由人。
「旅そのものと境港・水木しげるロードを楽しむ」に拘った「旅の宿家」(ゲストハウス様式)を、2016年8月26日にオープンしました。
https://guesthouse-en.jimdo.com/
女性客とファミリー主体の”遊び心”いっぱいの寛ぎの空間です!
米子や大山、松江、美保関、隠岐などへの起点としても生かせる「妖怪と魚の町」を楽しんでください!

昨年との違い・・・

9月最初の3連休は合計3家族のみでしたが、続く今回の3連休は家族5組+一人旅2名とにぎわい、23日で昨年1年間の延べ人数と並びました(思えば昨年は、9月は台風に祟られてキャンセルが相次ぎましたが・・・)。


昨年1年間と比べると「子ども連れのご家族」が18組多く、未就学児が31人、小学生が5人プラス。保護者と中高生などを含め約70人多いです。
その分、一人旅は男女とも約10人少なく、男女グループもほぼ同様。ご夫婦や混合グループも減っていますので、金額的には30~35人分ほど少ないです。


入り込み組数は3組しか違いませんが、稼働日数は29日も少ないので、特定日に偏ったのが明白。今年は特に月曜と金曜が振るわず、水曜も一人旅は入るもののご家族やグループは少なめ。実際、観光客の動向は土日と平日の格差が大きくなってきている感があり、それが顕著に表れてきました。


男女比は男性が約20人多くなっていますが、未就学児と小学生男子だけでプラス30人。それ以外の男性の年齢比は昨年とあまり変わっていません。
一方で女性は、20代が20人ほど少なくなり、40〜50代が計20人ほど多くなっています。子ども連れのご家族が増え、その保護者の大半が30代後半~50歳くらいというのもありますが、一人旅も40~50代の比率がかなり高くなっています。
昨年は20代後半~30代前半の“長旅系”が多かったですが、そうした客層自体が少し減りつつある感があります。前にも記しましたが、うちは「ユースホステルや民宿を好むタイプの人」に好まれる感があり、それが40~50代中心というのもあると思います。


あと大きな課題は、やはり連泊が少ないこと。昨年は仕事や法事、帰省などの人が入っていて延べ47人分ありましたが、今年は予約サイトの販売方法を変えたこともあって「観光以外」のご利用は減っているので、僅か20人分。それも大半が2泊までで、特に一人旅の連泊が少ないです(昨年は中抜けを含め9人、今年は3人のみ)。水木しげるロードである程度の時間を割きつつ周辺も楽しむ感じになればいいのですが、美保神社や由志園を好む人と水木しげるロードを好む人の客層が異なることや「公共交通機関を利用している人」はアクセス面の不便さから、どうしても移動型になるのは否めません。


この時点で昨年より延べ80人ほど多いとはいえ、課題は多数。この後、冬にかけてはファミリー層が減少しますし、昨年の11~12月は一人旅が多かったのもあって(ポケモンGOで宿が取れなかった旅人が入った恩恵もありました)、上積みは厳しいかもしれません。


自分が初めて水木しげるロードを訪れたのは、20年前の9月の3連休でした。今とは全く違う町でしたが、「まちづくり」や「市街地再生」に関心が深かった自分としては、特に地域住民の手づくり感あふれる“緩~い”イベントに、衝撃を受けたことを今でも忘れられません。
今回のリニューアルで20年ぶり、あるいは10数年ぶりに来たという人とも何人かお会いして、いろいろな話を聞くことができました。賛否両論、いろんな“想い”を感じましたので、その話は後日、記します。