都道府県別のデータ
先日、3周年を終え、4年目に突入しました。
ご宿泊いただいた人は、子どもも含めて1,100人超。最年少は2か月児、最年長は81歳の女性。年々「家族率」と「大人の平均年齢」が上がっています。
そこで、あらためて「都道府県別の入り込みデータ」を見直してみました。
最多人数は「大阪府」。2017年までは東京都のほうが多かったのですが、家族率が上がるとともに一気に抜き去りました。
2位は東京都と兵庫県が僅差で争っています。東京は一人旅がやや多く、一方で兵庫は家族率が高いので「入り込み数」としては東京のほうが多め。2018年以降だけ見ると兵庫のほうが倍以上多く、この状況だと今後、差が広がるかもしれません。
4位に広島。3位までとは30人近く、5位以下とも20人ほどの差があり、単独状態。
5位は福岡・愛知・京都・岡山が僅差で争っており、家族1組で逆転する状態。この中で愛知だけが一人旅の割合が高く、岡山は家族率がやや高め。
9位は神奈川。8位までとは15人以上、10位以下とも10人以上の差で、こちらも単独走。
10位は愛媛で、以下、島根・千葉・鳥取・埼玉・岐阜・奈良・三重・長崎までが7人以内の差。ここも家族1組で逆転ありです。
最下位は「福島県」。まだ唯一0人。
一人だけの県は青森・山梨・徳島で、岩手と秋田が2人だけ、沖縄が3人。
東北・北関東・北信越・南九州が少なめで、10人を超えているのは石川県のみ。
北海道・東北は、家族旅が非常に少なく、北海道2・宮城1・山形1のみ。北関東も、4人しか入っていない栃木は全員が一人旅で、群馬と茨城も家族旅は各1のみ。
一方で南九州は一人旅が少なく、熊本と宮崎は一人旅0で、鹿児島と大分も1人だけ。
北信越は県によって異なり、長野・新潟・福井は一人旅が主なのに対し、石川と富山は家族旅が主。
全体的に、西日本は家族旅が多く、北海道~中部地方にかけては一人旅のほうが多め。
今年だけを見ると、東北と北関東が不振で、四国も愛媛以外が非常に少ないです。全体的に多くはないが、昨年までと比べて特に振るわないのは、山形・茨城・群馬・奈良・山口・香川・高知・大分・宮崎など。
今年“優秀”なのが北海道・富山・滋賀・愛媛・佐賀・熊本で、特に熊本は昨年まで0人だったのが、2月に2人組が入り、ゴールデンウィークにご家族、8月にまた2人組の片割れと、一気に3組7人。愛知と京都も伸び率がやや高いです。
支持層として「海外のゲストハウスは好むが日本では泊まらない/ユースホステルや民宿が好み、という40代の女性」や「子どもと一緒に旅を楽しみたいご家族」が多いですが、実は「水木先生や水木作品が大好きだけれど“同好者”と“つるむ”のは好まない若者」も、何人かリピーターになってくださっています。宿泊数としては、20~30代は年々減ってきていますが、一人旅のリピーターは20~30代が主です。
2回以上ご宿泊いただいている人は皆、2017年夏以降に来られた人。今夏は「今年2回目」の人が多かったですし、ようやく方向性と設備面などの特徴と実際の客層が合い始めたと言える感じです。
まだまだ「荊の道」で、相性が合わないケースも出てきますが、コンセプトは“ぶれず”に、地道に、拘り抜いていければと思います。
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