「旅の宿家」鳥取境港❝縁❞ ブログ(^^♪

とにかく「旅」が好きな自由人。
「旅そのものと境港・水木しげるロードを楽しむ」に拘った「旅の宿家」(ゲストハウス様式)を、2016年8月26日にオープンしました。
https://guesthouse-en.jimdo.com/
女性客とファミリー主体の”遊び心”いっぱいの寛ぎの空間です!
米子や大山、松江、美保関、隠岐などへの起点としても生かせる「妖怪と魚の町」を楽しんでください!

招待券の転売が・・・(泣)

3月8日に行われる「水木しげる生誕祭」の抽選が終わり、当選・落選に一喜一憂する人がいる中、先日「当選した招待券が4枚16,000円で販売される」という“事件”が発生しました。

主催者側への抗議が殺到したこともあり、半日で「出品差し止め」となったようです。

昨年から以下の法律が整備されていますが、今回の招待券には「転売禁止」の記載がなく、無料招待券は法対象外のため「違法」とは言い切れません。
しかし「無料のものを1枚当たり4,000円で販売したこと」で、理由はどうあれ「転売目的で応募した」「嫌らしい金儲けをしている」と思われ、ファンからの反発が起こりました。
宿泊予定者や友人などの傾向から見た予測ですが、当選50~60%:落選40~50%くらいの応募数だった様子。「売れる!」と思ったのでしょうが「良心的でない」と思いましたし、抽選に外れた人からも「それでもほしい」よりも「悪意や嫌悪感」を感じたようです。


実は、昨年も転売はありました。しかし確か「1枚500円程度」だったと記憶しています。譲渡する場合でも、送料がかかったり、交通機関や宿泊のキャンセル料が発生する可能性もあるので、これくらいなら「許容できる範囲」だと思います。


正直な感想として、今回「4枚16,000円ではなく、1,600円で販売した」なら、大ごとにならずに済んだでしょう(買い手も現れたでしょうし)。



「価格」と「良心」、そのバランスが悪く「金儲け」が透けて見えると、マイナス要因になります。



自分は古本屋や中古レコード店めぐりが好きですが、ネットオークションや販売が主流になって以来「中古品の価格が“正当化”していないケース」が増えていると感じます。


「本来の価値に見合った価格以上」で販売されているのは残念で、こういった「自由な出品」についても、古物商や専門家による「適正価格の検証」が必要ではないかと思うこともあります。



あくまでも個人的な見解ですが「お金に汚い要素」が見えてしまうのは好感が持てません。


うちの宿のような「昔風の緩さ」も賛否ありますが「利益のための割り切り(妥協)」は、行わない方針は貫いていきます。



生誕祭のチケットに関しては「転売禁止」と記載されれば販売できなくなりますので、次回以降は主催者側が対応されると信じるとともに、目的意識の高い人が健全に集える催しであることを願います。