片親と子どもでの旅
今週に入って水木しげるロードは観光客が激減しましたが、それでも当日予約や直前予約で、20日~今日24日も3組のご家族にご宿泊いただきました。
その3組ですが――、実はすべて「大人1人+子ども」。「母親と小学生男児」「祖父と孫娘」「父親と中学生女子+4歳男児」でした。
うちは、父親だけor母親だけ、というご利用が、ほかの宿よりも多いと思います(さすがに「祖父母と孫」は今回が初めて)。アニメやリニューアルの影響により8月だけでご家族は24組入っていますが、うち6組が「大人1人+子ども」です。春休みやゴールデンウィークも、このケースが複数ありました。
「母親だけ」のほうが若干多いですが、パターンはさまざま。シングルマザーもいらっしゃいましたが「仕事などで父親(母親)の都合がつかないケース」が主です。
基本料金を「部屋単位」ではなく「大人×人数+子ども(布団あり)×人数+子ども(布団なし)×人数」で算出していますので、「大人1人+中学生以下」の場合は、ほかよりも安めになることが多いようです。
大人・子どもに関係なく2名を最少人数に定めて「大人扱い」にしている宿もありますし、うちは中学生が子ども料金ですが一般的には大人料金。そういった要素で選んでいただけていることもあるようです。
ちなみに、中学生以下料金が「布団あり」と「布団なし」で1,500円違うので、小学校低学年の子ども連れだと「添い寝」を選ばれるご家族も多いです。未就学児が増えてきているのも、現在の料金設定に変更したからかもしれません。
あと「大人2人+子どもが3人以上」の場合は上限額を14,000円に定めていますので、子どもが多い家族もお得。今夏だけで「4人兄弟」が1組、「子ども3人」も4組入りました。昨年も「子ども5人」が1組、「4人」も2組いました。
「一家族あたりの中学生以下の平均人数」を割り出してみると、昨年は「1.74」、今年は「1.79」。「国民生活基礎調査」による統計は近年「1.70前後」なので、若干ですが、うちは子どもが多めの傾向です。
一方で、三世代など「大人の人数が多い場合」は割高になるため、あまり入りません(今年はゼロ。昨年も3組だけ。同様の理由で「大人男女4人など」の予約も少ないです)。
「大人1人+中学生以下」「ご夫婦+子ども3人以上」は、安くご利用しやすいよう設定しておりますので、気兼ねなくご宿泊いただければと思います。
来週には新学期が始まるので、9月中旬までは、さすがにファミリー層は激減するでしょう。今夏は女性ドミの動きが良くないので、その分ここで挽回できることも願っています。
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