「旅の宿家」鳥取境港❝縁❞ ブログ(^^♪

とにかく「旅」が好きな自由人。
「旅そのものと境港・水木しげるロードを楽しむ」に拘った「旅の宿家」(ゲストハウス様式)を、2016年8月26日にオープンしました。
https://guesthouse-en.jimdo.com/
女性客とファミリー主体の”遊び心”いっぱいの寛ぎの空間です!
米子や大山、松江、美保関、隠岐などへの起点としても生かせる「妖怪と魚の町」を楽しんでください!

《6月7日(木)~10日(日)》臨時休業です

本日6月7日(木)~10日(日)は、例年どおり臨時休業いたします。


7日(水)9時〜11日(月)18時の間は、予約業務も停止いたします。
予約メールをいただいた場合、11日(月)18時以降の返信となりますので、ご了承ください。
電話に出られない時間帯も多くなりますので、6月11日(月)~12日(火)のご利用を希望される場合は、電話番号へのSMSか、facebookページへのメッセージでご連絡ください。


また、11日(月)は、チェックイン対応が18時〜18時半ごろからになりますので、併せてご了承ください。
よろしくお願いいたします。

宿泊者以外への観光案内

先日、境港駅前でたまたまお会いした横浜からの女子一人旅さんと話をしていたら、宿のホームページを見てくださっていたことが分かり、そのまま「水木しげるロード」をご案内することになりました。


「水木しげるロードの観光だけを目的」に始発の飛行機で来られたそうで、10時ごろにお会いし、めぼしい店をのぞいたりスタンプラリーをしながら記念館前へ。記念館へは夕方に入られるということでしたので、「妖怪楽園」でブレイクタイムにし、昼ごろまでご一緒しました。
一人旅でしたので“妖怪さん”と会えた時の「撮影係」もできました。

駅前のホテルに泊まられていたので、19時に再び合流し、記念館のライトアップなど「夜の水木しげるロード」をご案内。夕食はスーパーで買って宿で食べると言われたので、買い物だけ付き合いして別れました。


それほど旅慣れている感じではなく、一人で不安もあったようで、少しは役立てたかと思います。


こういった「“想い”の濃い人」は、なんとなく分かるもので、今までも何度か、こういったご案内をしてきました。その中から数人、再訪して宿泊してくださった人もいます。ゲストハウスには不安がある人も多いですので、ご案内から「信頼」に繋がれば幸いです。


こういった感じで、月に数件「宿泊者以外で水木しげるロードをご案内」することがあります。
友人知人、過去にロードでお会いした人、過去に泊まられた人の友人――などをはじめ、今回のように「たまたま会った人」と、いきなりご一緒することもあります。
大抵は「水木しげるロードを片道、境港駅から水木しげる記念館前まで」を同行する形で説明しながら歩き、時間的にはせいぜい30分から1時間程度。「同行者」になってもいけないので基本的に片道だけですが、親しい人だと「妖怪楽園」へ行って「妖怪ラテ」を飲んだり、たまにですが昼食で駅前の回転寿司「大漁丸」などへ行くこともあります。ただし、夕食を一緒に取ることはありません(これは宿泊者と一緒に行くこともありません)。
また、写真を送付する必要があるケース以外は、特に「偶然お会いした人」に関してはSNSなどの連絡先も交換しません(在住地だけは話の流れで聞きますが、名前は聞かないことも多いです)。このあたりは「信用」を守るうえでも、ある程度、自分なりの基準を定めています。

このように「水木しげるロードのご案内」については、宿泊者に限らず、積極的に行っています。
宿として「旅そのものと境港・水木しげるロードを楽しむ」をコンセプトにしていますので、その“第一歩”だと考えています。ご案内をきっかけに宿泊に繋がってほしいですが、それ以上に「水木しげるロードを訪ねて『思ったより楽しい』」と感じていただけなければなりません。それは水木しげるロードの観光振興として最も大切なことです。


また、ゲストハウス未経験者だと、いきなり泊まるのは勇気もいるでしょうから、こういったご案内の際に「見学」していただくこともあります。それも「段階」の一つです。


「泊まらなくても水木しげるロードをご案内します」ので、関心がある人はぜひ、メールでご連絡ください!

造幣局から記念貨幣セット

今年4月から始まった「ゲゲゲの鬼太郎」アニメ第6期の放送。
第1話〜4話の視聴率は5・1~5・4%と、日曜朝のアニメとしては好調をキープ。「アニメ化50周年」としての注目もあって、ここまでは順調だ。


そこでこの度、造幣局から「ゲゲゲの鬼太郎アニメ化50周年2018プルーフ貨幣セット」と「ゲゲゲの鬼太郎アニメ化50周年貨幣セット」が発売される。



「2018プルーフ貨幣セット」は13,371円(消費税・送料込み)、「貨幣セット」は2,400円(同)。
「プルーフ貨幣」は直径35㎜の銀メダルで、表面に光沢を持たせ模様を鮮明に浮き出させているそうだ。
「貨幣セット」のほうには、直径27㎜の銅メダルが付く。


第1期〜6期のアニメの一場面と、作品に登場する主要キャラクターの紹介をデザインした台紙も、写真で見る限り立派な装丁のようで、アニメファンにとっては貴重なコレクションになりそうだ。
申し込み締め切りは6月14日(木)まで(当日消印有効)。


水木しげるロードの観光動向は、ゴールデンウィーク以降を見ていると「子ども連れのご家族」は昨年より増加しているように思える。
一方で平日の落ち込みは顕著で、外極人を除けば、休日と平日の差が非常に大きくなりつつあると感じる。
また、小さい子ども連れが目立ち(うちの宿泊も今春以降は3歳以下の子どもが多い)、全体的には「近隣からの日帰り率」が高いようで、昼前〜夕方前の集中も顕著だ。


これから梅雨入りし、7月中旬までは、この傾向が続くだろう。5月の宿泊者は、ゴールデンウィークこそ昨年とほぼ同数だったが(マイナス1人)、連休明けの入り込み率が低い。昨年6月は、5人グループの連泊があるなど宿泊者は思ったより多かったのだが、今年は厳しくなりそうだ。


リニューアルを機に、こういった「企画商品」も多少は増えるだろうし、相乗効果があるといいのだが・・・。

「すべての宿泊者のお見送り」に拘ります

昨日は、松江市美保関町〜出雲市大社町で行われる「2018えびす・だいこく100kmマラソン」に参加する女性2名と、「美保基地航空祭」へ行かれる女性2名にご宿泊いただきました。
奇しくも、ともに40歳代の女性2人組で、午後に境港に到着されて観光し、朝が早いので(マラソン組は4:50にチェックアウト!)夜は早めに休まれました。


4:50のチェックアウトは、今までに2番目に早いご出発(昨夏、大山登山の人が4時半に出発が最速)。昨年は6時より早く発たれた数組を見送りできなかったのですが、今朝は4時過ぎに起きてお見送りしました。


宿泊者のご出発は、前日に観光された人と翌朝からの人がほぼ半々ですが、前日観光の人は8時〜9時ごろのご出発が多く、朝から観光される人も荷物を置いたまま8時〜9時に出掛けることが多いです。そのため、さほどハードな対応はないですが、ゴールデンウィーク中は、大山登山で5時〜6時ごろにご出発される人から9時半過ぎても寛いでいる人まで、幅広くなりました(むしろ出発時間が極端に異なるほうがつらいです)。


今年は「すべての宿泊者のチェックアウトの見送りをする」と決めています。


「個々の旅に合わせた対応」の一つとして、「チェックアウト後の旅と帰宅までをサポートする」と考えでいますので、宿泊者との接し方も「民宿」に近い方針を採っています。このあたりの対応には拘りを持って徹底し、きっちり行うことを心掛けています。


昨夜はもう一組、近い年代のグループが直前でキャンセルになったのは残念でしたが(思えば昨年も同じようなことが・・・)、うちは2組の場合は1階と2階に分けられるので、ゆっくり休んで、翌日に備えることはできたかとは思います。
概ね毎年、開催日が重なるうえ、昨年はさらに米子でアーティストのライブが重なって宿泊者は航空祭とライブの客が殆どになり、マラソンの人も問い合わせはありましたが受け入れできませんでしたので、今年は対応できたのも良かったです。


また、こういったほかの催しへの参加であっても、女性客は「水木しげるロードも併せて観光される人が大半」なので、とてもありがたく思います。


このあと、7月中旬までは、冬期並みの閑散期に突入。特に梅雨入りすると、一般の「水木しげるロード観光」の人が非常に少なくなります。
今は「リニューアル後」を見据えている人も多いようで、アニメの放送の影響からか「土日に日帰りで来られる子ども連れのご家族」は昨年より増加しているようですが、20〜30歳代の観光客が激減しています。


厳しい状況ではありますが、とりあえずシャワーの温度調整を直し、壁を塗り替えました。外装も写真が日焼けして汚いので、全部剥がしてシールで作成します。予算もないので設備の改修は本当に少しずつしかできませんが、その分、対応面でそれぞれの旅人さんの要望に応えていきます。

夜間ライトアップと、今後の展開

昨日(25日)、再び夜間ライトアップの試験点灯が行われました。
うまい具合に子ども連れの当日予約が入り、ご家族と一緒に見学。思わぬ「幸運」を喜んでいただくことができました。

ただ、今回は「取材」のためのようで、観光客らしき姿は、ほんの僅かでした。
閑散期とは言えホテルや旅館の宿泊者もいるわけですから、告知して見に来てていただいても良かったのではないでしょうか。また、地域住民にも知らせ、あらためて「町」を楽しんでいただく取り組みも必要だと思います。


お会いする観光客らに7月からのリニューアルの告知を行っていますが、よく「夜も楽しそうだけど、お店は開いてるの?」と聞かれます。特に女性客は「店舗を廻ること」を楽しまれる傾向が強いので「夜間ライトアップだけでは足りない」と捉えられているように思います。


現在、リニューアルに併せて「『土曜夜市』を行おう」という計画が持ち上がっております。「商店街」としてのにぎわいがあった昭和後期に行われていたことを、リニューアルを機に
一部から反発もあるのですが、とりあえず有志で協力し合い、開けられる時間まで対応すれば、それなりににぎわいが演出されます。実績が伴えば対応する店が増え、平日に波及していくこともあるでしょう。旅宿としても「特典」を考えています。
さらに観光客だけでなく、地域住民にも楽しんでいただけるようになれば、商店街としてにぎわっていたころの「古き良き時代背景」も感じることができると思います。


ライトアップの仕掛けは、華やかで、派手な演出です、それなりに見応えがあります。
だからこそ、持続性のあるものにして、「ほかも併せて楽しむ」という波及効果を生んでいかなければと思います。


実際、リニューアルやライトアップだけでは「本質的に町を楽しみたい人」が増えるとは思っていません。
「単なるブームに乗っかるだけの人」や「ライトアップは見に来ても境港には泊まらない人」(車やバイクなら皆生温泉や松江などに移動してしまいます)のほうが、はるかに多くなると思います。


「旅そのものと境港・水木しげるロードを楽しむ」を掲げる「旅宿」として、まず「まちづくりの原点」を忘れず、そのうえで新たな魅力をも楽しんでいただく工夫と本質的な案内を行っていくことを忘れずに、日々、「楽しみに来てくださった人」と接していきます。