「旅の宿家」鳥取境港❝縁❞ ブログ(^^♪

とにかく「旅」が好きな自由人。
「旅そのものと境港・水木しげるロードを楽しむ」に拘った「旅の宿家」(ゲストハウス様式)を、2016年8月26日にオープンしました。
https://guesthouse-en.jimdo.com/
女性客とファミリー主体の”遊び心”いっぱいの寛ぎの空間です!
米子や大山、松江、美保関、隠岐などへの起点としても生かせる「妖怪と魚の町」を楽しんでください!

「旅モニ」広告掲載。本日より募集開始!

このたび、旅行モニターサイト「旅モニ」に広告掲載いたしました(^^♪
女性専用ドミトリー2組2名様をご招待。本日公開、募集開始ですので、ぜひご応募ください!(^^)!

うちの宿は「宿泊予約サイト」を多用しておりません。
現時点で一応、4社に登録していますが、小規模2社からの予約は殆どないので、実質2社のみです。それも「女性専用ドミトリー」は半分だけの販売(同一グループによる独占を防ぐため)、「個室」は「女性専用」と「子ども連れのご家族専用」のみ販売しています。現在は「男性のみ」や「ご夫婦のみ」「大人のみのグループ」はホームページ以外では受け付けておりません。
「簡単に予約ができること」がウリである大手の宿泊予約サイトからは、どうしても、注意事項や宿の詳細を「読んでいない人」からの予約が入ってきます。特に50歳代以上の男性からのご予約は大半が「プラン間違いが多い」「必要事項の記入漏れが多い」、そして「大半が水木しげるロードの観光ではない」ので、詳細案内を送ると結局成立できないことほうが圧倒的に多いこともあり、制限を加えています(それでもプランに該当しない予約は多々ありますが)。


以前にも記しましたが、某大手サイトは4月で廃止しました。確かに個人客は増えるのですが、「事前のメッセージのやり取りができない人(返答しない人)」の割合が高すぎるのと、やはり「プランに該当しない予約」が発生しやすいので、来られてから「思ったのと違う」と感じられてしまう割合が高くなってしまいます。頻繁にゲストハウスを利用していて「大人の交流を楽しみたい人」には、空気感が違うのでしょう(なお、廃止理由として「個室に子ども料金が設定できない」というのもあります)。


うちの宿は何度もお伝えしてきているとおり、「水木しげるロードを基軸とした観光振興の宿」として、「子どもにコミュニティスペースで寛いでほしい」「ファミリー層と個人客が対等に楽しんでほしい」と願って運営しています。
いわゆる日本で主流になっているゲストハウスの雰囲気ではなく「昭和40~50年代の観光地の民宿」をイメージしています。「ゲストハウスには子どもは泊まらないもの」と思っている人も多いですが、この雰囲気と地域性から、積極的に受け入れています。
「水木しげるロード」のまちづくりの「原点」を守り伝える宿としても、リニューアルされた「水木しげるロード」の新たな仕掛けを楽しむとともに、本質的な町の魅力を心から楽しんでいただけるよう努めております。そのうえで、翌日以降も含めた「旅そのもの」を充実させるために資料などを活用していただけることを願っています。


自分が「コミュニティ重視型」と表記した意図を感じて、「旅そのものと境港・水木しげるロードを楽しむ」人にご応募いただけることを願っております。抽選で漏れた人にも《割引特典》がありますので、ぜひご応募ください(@^^)/~~~

「再会」さんが相次いでご宿泊!

14日と15日は、先週の大雨の影響などでキャンセルが出て、個室は「最初に入っていた予約と総入れ替わり」という事態が起こりましたが、幸い14日はご家族2組+女子ドミ3名、15日もご家族2組+女子ドミ2名と、何とか盛況になりました。


14日は、、過去のイベントの際に何度もお会いしてきた女性が初めてご利用くださったり、前日に水木しげるロードで友人らと楽しんでいるところでお会いした人が前日予約で泊まってくださるなど、女性ドミ3名は、世代は違えど「濃~い水木ファン」が揃いました(^_-)-☆


ご家族は愛知と長崎から。子どもの年齢は近かったのですが、食事などに出掛ける時間がずれ、絡みが少なかったのは残念でした。ちなみに5組中3組が名古屋市在住、うち2組が名古屋市東区でした。


15日は、こちらも3回目の再会となる隠岐島前高校生がご宿泊。ちょうど昨年の今ごろにお会いした子で、宮城から島前高校へ進学しています。とても素直な、はっきりした性格で、飾り気がなく、それでいて自分の目指す方向性や想いをしっかり抱いているので、きっと学校でも人気者だと思います。
最初にお会いした際に、ちらっと宿の話をしたのを、ちゃんと覚えていてくださったことにも感謝。「12時間爆睡」「食事はどんぶり飯(朝から牛丼)」と豪快さが心地良かったので、在学中にもう一度くらいはお会いしたいものです!(^^)!


もう一人は名古屋からのバイク旅で、こちらは最初、ゴールデンウィークに予約が入っていたのですが旅を延期されており、2か月越しのリベンジで来てくれました(2日で4組も名古屋市民が来られたので、今「手羽先味」「小倉トースト味」などの菓子ばかりです(^^;))。
ご家族は鳥取県中部と大阪から。4歳女児を連れたご家族は翌日は美保関へ、小中学生の姉妹は翌日に水木しげるロード観光。この日もファミリー同士の絡みがなかったのは、少し残念でしたが、島前高校生が4歳女子の遊び相手になって、楽しい雰囲気にはなりました。


ちなみに12日は、岩手から友人が訪ねてきてくれました。
伊勢で知り合い、青森で再会、そして今回が3度目で、3年ぶりにお会いできました。
ちょうど前日に知り合った、別の宿に泊まっていた女性が来られたので、宿を見学していただくとともに、3人で夕食やライトアップ見学。翌日の午前中も一緒に水木しげるロードを楽しんでいただきました!

リニューアル完成イベントもあって中身の濃い日が続きましたが、しばし休息。
来週末、「妖怪ジャズフェスティバル」がある21日は満室に近い状態ですが、ほかは8月9日~15日の予約や問い合わせが多く、大半が「子ども連れのご家族」。予約状況は昨年とほとんど変わりません(連泊希望がないので微減かも)。
うちの宿の方向性から、今回のリニューアルやアニメの効果でファミリー層は少し増えるかもしれませんが、どうしても土曜や連休時に偏りが出るので、大幅増にはなりません。ドミトリーの稼働が飛躍的に伸びてくれると良いのですが・・・、どうなるでしょうか・・・!?

リニューアル完成、各種イベントがありました。

本日14日、水木しげるロードの大リニューアルが正式に完成しました。


「ゲゲゲ食堂」として屋台が並び、「みなとさかい交流館」で声優さんによるトークショー、境港駅で「目玉おやじ列車」「ねずみ男列車」のお披露目――などの催しがありました。


このあと20時からはライトアップの点灯式。試験点灯の様子でお知らせしてきたように、派手な演出で、かなり寂しかった夜の町の雰囲気が、がらりと変わります!


今回の大リニューアルによる宣伝効果とアニメ放映の影響で、多少は観光客が増えるでしょう。夜間の滞在に繋がるかは未知数ですが、日没が早くなる秋以降は、夜行バスや夜遅くの飛行機で帰られる人にも楽しんでいただくことができそうです。


あとは個人的な要望として、やはり「『起点』であるべき境港駅前のにぎわい」が、もう少し必要ではないかと思っています。
「世界妖怪会議」の場所は街灯がなく、案内表示なども設置されていません。集合していたブロンズ像が道路に戻って大看板が撤去されてからは、駅から来られた観光客でも、この場所に気づかないことがあります。


2006年に発刊された五十嵐佳子さんの著書「こんなに楽しい! 妖怪の町」の文頭にあるように、「境港には、米子から『鬼太郎列車』で行きたい」、そうあってほしいと願っています。

徐々に「水木ワールド」へと引き込まれていく感覚、境港駅に着いた時の高揚感。
「境港への旅」として、すごく大きな意味を持ちました。
鉄道の利用者が増えることはもちろんですが、車で来られた人も、記念館近くの民間駐車場ではなく、境港駅前駐車場から駅方面へと誘導する策を、もっと講じてほしいものです。


そして何度も語ってきたとおり、ソフト面の充実。
「楽しむ」という観点での遊び心のある催しの廃止が相次ぎ、表面的な、形式的なものばかりになりました。何よりも、そのイベントを企画したり運営する側が「楽しそうではない」と感じることがあります。
双方が心から楽しんでこそ、次に繋がるもの。そんな温かみのある催しを増やしていきたいです。


ソフト面を合わせた“完全な完成”に向けて、今からが大切な時期。
「なぜ水木しげるロードが観光客に愛されたか」、その「まちづくりの『原点』」を守り伝える宿としての空間づくりに励み、旅人さんを案内していきます。

あらためて7月14日のイベント詳細です

リニューアル完成当日の告知チラシができました!
あらためて詳細をご案内いたします。

https://www.city.sakaiminato.lg.jp/upload/user/00105579-9BfnS4.pdf


この日はそれなりに盛大な催しがありますが、当日だけでなく、継続的に楽しんでいただく工夫を凝らすことこそが大事。特に、水木先生や作品の大ファンではない一般的な「旅人」層に「思ったより楽しい!」と感じていただかなければ、と思います。
リニューアルを機に、あらためて「まちづくりの原点」を見つめ直し、守り伝える宿として、旅人さんと一緒に、純粋に楽しむことに努めます!


現時点で入っているご予約は、一人旅、ご家族とも「初ゲストハウス」ばかりで、リニューアル完成を楽しみに来られる人。ありがたいことです!
なお、個室は満室ですが、女性専用ドミトリーは空室があります。2~4人の女性グループでご利用を希望される場合は「要相談」となりますので、メールでご連絡ください。

7月14日、リニューアル完成

再三お伝えしてきましたが、7月14日(土)、大リニューアルされた「水木しげるロード」が正式公開となります。


当日は「水木しげる記念館」が終日無料(9時〜20時)。
ほか主な催しとして「記念パレード」(10:30~11:15)、「ねずみ男列車&目玉おやじ列車の公開」(14:00〜15:00)、「アニメ声優によるトークショー」(15:30~16:30)、「夜間ライトアップ」(20:00〜22:00)――などが行われます。
「土曜夜市」として延長営業する店舗もありますので、ゆっくり楽しんでいただけることを願います。


宿も当日は、「公式ホームページからご予約いただいた場合」に限り「一般料金を300円割引」いたします。


1年ちょっとかけての大掛かりなリニューアル工事により、町の外観は、かなり美しく変貌を遂げました。
しかし本当に大切なのは、何度も述べているように「ソフト面の充実」です。
どれだけ華やかな仕掛けを施しても、ブームをつくって団体客や外国人を引っ張り込むだけでは一過性にすぎません。このあたり、「行政がお金をかけたがる部分」と「民意として、お金をかけてほしい部分」に相違があるのは事実で、これが擦り合わないと投資が無駄になります。


観光地として永く人気を保っていくためには、水木しげるロードに関心を持って来てくださった「個人客」に、「思ったより楽しかった」「また訪ねたい」と感じていただくことが、何よりも重要です。そのためには「心」を込めて「観光客の目線に立ったサービスや案内が行えているか」に尽きると思います。


今後の展望として、「中身のあるサービスや案内」に加え、廃止された数々のイベントの復活や新規の開催、水木しげる記念館の企画展実施や頻繁な展示替え、といった「小さな変化の繰り返し」が必要だと思っています。
「まちづくり」の「原点」である“想い”の部分は不変のままで、小規模なイベントを頻繁に行うなど、常に変化を求めていかなければ「次」には繋がりません。


「宿」としても、ブームに乗っかからず「水木しげるロードの観光振興」としての空間づくりに拘り、水木しげるロードを「楽しみに来てくださる人」に「“本質的”に楽しんでいただくこと」に努めていきます。


なお、関係者は「リニューアルオープン」と表現していますが、「水木しげるロード」は決して「テーマパーク」ではなく「“まちづくり”から観光地へと発展した“商業地”」にすぎません。その「原点」を守る意味で「オープン」という表現は相応しくないと思いますので、私は「正式公開」と表記しています(記念館や「世界妖怪会議」の場所だけなら「リニューアルオープン」でいいでしょうが、「まち」としては違和感がある表現です。こういったことも、行政と民意の“温度差”があると思います)。