「旅の宿家」鳥取境港❝縁❞ ブログ(^^♪

とにかく「旅」が好きな自由人。
「旅そのものと境港・水木しげるロードを楽しむ」に拘った「旅の宿家」(ゲストハウス様式)を、2016年8月26日にオープンしました。
https://guesthouse-en.jimdo.com/
女性客とファミリー主体の”遊び心”いっぱいの寛ぎの空間です!
米子や大山、松江、美保関、隠岐などへの起点としても生かせる「妖怪と魚の町」を楽しんでください!

「水木しげるロードを楽しむためだけ」に来てくださるありがたさ

今日(12月8日)、朝から境港駅前で、東京からの一人旅女子とお会いしました。
「世界妖怪会議」の“会場”で少し話をしていると「水木しげるロードを楽しむためだけ」に夜行バスで来て、丸一日観光されるとのこと。鬼太郎のアニメなどもよく見られていて、本当に「水木しげるロードをを楽しみたい」という想いが伝わってきました。

いったんお別れし、昼前に水木しげる記念館前で再合流。
ゆっくり土産物店を覗きながら、水木しげるロードをご案内しました。

朝は晴れていたものの、午後からは雨が降り出し、時折激しくなる状態。
それでも、まさに“満喫”という感じで、悪条件をものともせず楽しまれていました。


駅前の大漁丸で遅めの昼食をご一緒し、宿を見学していただいて再び分かれ、午後5時ごろ再々会。
ご案内している時から「欲しいものがいっぱい」と、いい意味で“困って”いましたが、戻られた際には鬼太郎のエコバッグいっぱいにお土産を下げていました。


日が沈んで雨が雪に変わる中、水木しげる記念館のライトアップなどを見に、もう1往復。


朝から夜まで、「今」を楽しんでいただくことができました。
「充実した一日になりました」と語ってくださって、その“想い”に心から感謝しています。
必ず再訪してくださると信じておりますので、再会が楽しみです。

また、合計で5時間以上ご一緒したのですが、今までご案内は長くても1~2時間で、これほど長時間いろんな話をしたのは初めて。自分も楽しい一日を過ごさせていただきました。


うちの宿を利用してくださる旅人さんは、「2~4泊くらいの旅で、1泊を境港で過ごす人」が多く、水木しげるロードで長く過ごされる人でも、滞在は「4~5時間くらい」。短い人だと2時間くらいの散策で次の目的地へ向かわれます(目的が隠岐や美保関の人だとゼロに近い人もいます)。「1泊2日の旅」でうちを選んでくださる人でも、多くは出雲や松江、大山などへも行かれるので、なかなか「朝から夜まで」とはなりません。
こういった、「旅」として「町」をゆっくり楽しんでくださる人がもっと増えてくださることを願うとともに、そのような純粋に楽しんでくださる旅人さんと運よくお会いできて、より町を愛していただく力になれれば、と思います。
そして、その積み重ねから、うちの宿泊に繋がってくだされば幸いです。


今までにも「宿泊者第2号の男性」をはじめ、札幌からの女性、横浜からの女性、妖怪検定受験の男性など、「ご案内」をきっかけに半年後や1年後に泊まりに来てくださった旅人さんがいます。
それは「町」を「楽しい」と感じてくださったからで、やはり宿として「『旅』の中で『町』への愛情を感じていただくこと」を大切に接していかなければ、再訪していただけないでしょう。
これからも「水木しげるロードを楽しむ宿」として、できる限り、旅人さんたちの「旅の楽しさ」が増すように努め、「町の魅力」を余すことなく伝えていきたいと思っています。

整備が進む境港駅周辺

水木しげるロードのリニューアル工事が、かなり進んできました。
最後に残っていた松が枝町エリアも含めた全線で工事が始まり、観光客にとっては歩行が困難な場所が増えてきてご不便をおかけしていますが、今だけの「世界妖怪会議」など、「今しか見られない光景」を楽しんでいただくことを願っています。


11月以降は雨の日が多く、工事も遅れが発生しており、行わない予定だった土曜日も行われるようになりました。
そのおかげでJR境港駅周辺の歩道整備が進み、「世界妖怪会議」を“脱出”した妖怪さんたちが、歩道に再設置されました。
数日前に「テレビくん」「ムーラちゃん」などが道路上に移り、今日は「死神」「魔女の花子」「大海獣」「悪魔くん(埋れ木真吾)」「メフィスト二世」「フーシギくん」と、続々と移動。


ちょっと“会議”のほうが寂しくなりましたが、まだまだ増えたり減ったりします。その変化が楽しめるのは、本当に今だけ。今日の光景は、明日には変わっている可能性もあるわけで、この貴重さを感じて楽しんで、「次」に繋がればと思います。


また、ブロンズ像の移設だけでなく、線路沿いにはレリーフが並べられ(これは1か月ほど前に移設済)、少し前に、目玉おやじの電球が付けられる柱が並びました。そのうち“目玉でいっぱい”の光景が見られることでしょう。

ほかにも先週末に「河童の三平」の巨大ブロンズ像が駅のすぐ前から移動されるなど、だいぶ形が見えてきました。

美しく生まれ変わるとともに、大切なのは「心」です。
今日は、すてきな旅人さんとお会いすることができました。
純粋に旅を楽しみ、境港・水木しげるロードを楽しんでくださっている旅人さんに、「また来たい!」と感じていただけることが、何よりも大切です。
「今を楽しんでいただき」、「次」に繋げていく――。その想いで旅人さんに接していきますので、このリニューアル工事中にお会いした、すてきな旅人さんの中から、1%でもいいので再会できることを願います。

「初ゲストハウス」ばかり4人の一日

昨日(12月2日)ご利用いただいた旅人さんは、女性2人組×2組の計4人。
全員が「初ゲストハウス」でした。

到着がやや遅かったうえに食事や温泉へ出掛けたので、宿内でゆっくりというほどにはなりませんでしたが、程良い緊張感を保ちながら打ち解けていて、いい雰囲気になりました。


2組とも到着が予約時の申告より1時間ほど遅れたのですが、ともに遅れる連絡と正式な到着時刻を電話できっちり伝えてくれました。小規模な宿として無駄なく効率よく対応できるので、これは非常にありがたいです。
また、やはり「予約マナー」が守れている人は、何も言わなくても宿のルールを守ってくださって健全です。
しかも一組は、朝から14時ごろまで、ゆっくり水木しげるロードを堪能。それでも帰り際「時間が足りなかった」と話してくださって、まさに純粋に楽しんでくださった感じでした。

旅慣れていながら今までゲストハウスを利用して来なかった女性に話を聞くと、「大勢の輪に入るのや羽目を外すような雰囲気は嫌だから、ゲストハウスは利用しなかった」と答える人が結構います。頻繁に旅をしていて社交性が高い人でも「どんな感じで、ほかの人とかかわるか」を気にされるようです。
20代前半までだと旅経験が少なくて機会がなかったという人も多いですが、20代後半~30代くらいのの一人旅女性だと、うちの利用者の場合は、かなり調べて宿を決めている人が多く、コンセプト重視の考えが強いのを感じます。そのためか「ほかではホテルや旅館を利用する」という女性が大半です。


今まで、一人旅の女性の約4割、2人組に至っては約8割が「初ゲストハウス」としてご利用くださっています。「初心者率」は、かなり高いのではないかと思います。


うちの宿は定員12人ですが、混む日は大抵、子ども連れのご家族が入っているので、コミュニティスペースに大人が集うのは最大時でも4~5人(子どもたちでにぎやかになった日はありますが)。大人のみ3人以上のグループ利用は少ないですし、子ども連れのご家族と女性の一人旅や二人組が重なってもコミュニティスペースで過ごす時間帯がずれることが多いので、宴会っぽい感じにはなりません。
そのうえで、「初」の人に安心していただくために予約ルールを厳しくしてマナー違反を制しているので、「初心者でも気軽に寛げるコミュニティスペースの雰囲気」は保てています。
一方で、いわゆる「ゲストハウス自体のファン層」は取り込めていませんが、子どもを受け入れていることや地域とのかかわり方も含めて、現状を「特性」としたほうがいいと割り切っています。


ということで、メッセージを書いていただいたのも久しぶりです(11月は年齢層が高かったうえに滞在時間の短い人が多かったので)。
「初」の人に信頼して寛いでいただき、温かいお言葉をいただけることほど、ありがたいことはありません。


「女性の旅人や子ども連れのご家族、特に『初ゲストハウス』の人が気兼ねなく寛げる雰囲気」と「ゆっくり休める部屋の環境」は重視していますので、そのうえで「『旅そのもの』と境港・水木しげるロードを楽しんでいただく補佐的な役割」を担っていきます。


さて、昨日こそこんな感じではありましたが、11月以降の予約は40代、50代の一人旅が多いです。昨年も11~12月は同じような傾向だったので、今日だけが異質な感じですが、今後はどうなるでしょうか・・・?

水木先生の命日・三回忌。今日一日を振り返って・・・。

本日11月30日は、水木しげる先生の命日で、三回忌でした。
午前中は涙雨。午後は小康状態になったものの、一転して風が吹き荒れる寒い日になりました。


「水木しげる記念館」前には、献花台と特別な顔出しパネルが設けられ、地域住民やファンからのお供え物もたくさん。定期的に訪れるファンとも何人か再会でき、特に先日の境港妖怪検定でお会いした親子が1か月ちょっとでまた来てくださったのは感激しました。

自分もまちづくりの会としてクイズを実施し、参加者にはリニューアル後に使えるサービス券と記念品を進呈。先生のおかげで、この町が観光地として発展したことへの感謝を忘れず、“想い”を込めて接し、来てくださった人たちとの会話を楽しませていただきました。


ただ、相対的に見ると「水木先生の命日を知らずに来た人」が圧倒的に多く、雨で寒かったのもあって観光客はかなり少なめでした。「この日に合わせて」という“想い”のある人は本当に僅かで、地域として催しなどの取り組みが少ないうえに事前告知がなされなかったのは残念でした。


記念館前の献花台とパネルも、どうやら本日のみ(らしいですが未確認)。
平日ですし「命日当日に合わせて」とはいかない人も当然いるでしょうから、せめて数日の幅を持たせて設置してほしいと思います。


また、朝からマスコミが記念館前に殺到。
批判になってしまいますが、この光景を見ると、どうしても「マスコミ向けに“形だけ”催しを行ったよう」にしか感じられず、また、マスコミも「“画”が撮れればいいだけで本質を突かない」としか感じられません。


実際、献花台やパネル設置などが公表されたのは3~4日ほど前。これでは「対外的な告知」とは言えません。取材陣が町を歩くこともなく“画”が撮れれば退散。中身のある取材をしたとは思えませんでした。


さらに言えば、水木先生の命日を伝えるものが、町からは全く感じ取れませんでした。お店などに命日を告知する張り紙などもほとんどなく、直接的に口頭で案内していた人も、殆どいないと思います。
「特別感」を出す必要はないですが、「ゲゲゲ忌」として1週間イベントを行い、広く知らせている東京都調布市の様子を見ると、あまりにも何もなさすぎるのは残念で、これではせっかく“想い”を抱いて来てくださった人の満足感も高まらず、次につながる感も薄れます。
せっかくなので、「水木しげる記念館を終日無料開放」くらいにして、この日に来てくださった観光客への感謝の“想い”を前面に示しても良かったのではないかと思います。


自分たちが行うイベントは、その内容よりも、「水木先生の命日」と「リニューアル工事による世界妖怪会議の整備」を知っていただくことを第一目的としています。少し足を止めてくださった人に、言葉で伝えること。それがすべてです。


クイズ企画は、12月2日と3日も実施。
楽しんでいただけるよう努めます!

新たな《割引特典》を考えました!(^^)!

新たな《割引特典》を考えました。明日から適用します!


水木しげる先生に因んでの「女性限定割引」です。


①「苗字が『水木』の人」
②「水城」「瑞木」「三槻」など「漢字は違うけれど『みずき(みづき)』と読む苗字の人」
③「みずき」「瑞希」「水樹」「美寿紀」など「名前の読み方が『みずき(みづき)』の人」


「女性専用ドミトリー」(1名でご利用の場合)
★①:1泊2,200円で提供いたします。
★②と③:1泊2,500円で提供いたします。


「女性専用ドミトリーおよび個室」
★2人以上のグループで「①の人が含まれる場合」は、全員を300円割引いたします。
★2人以上のグループで「②・③の人が含まれる場合」は、ご本人のみ300円割引いたします。
★「個室1名でご利用の場合」は、①・②・③いずれも300円割引いたします。


※冷暖房費は追加徴収いたします。
※ほかの《割引特典》とは併用しません。
※ほかの《割引特典》の合算のほうが安くなる場合は「安いほう」を適用いたします。


①の割引は宿泊予約サイトにも出す予定で、ほかは公式ホームページ限定にします。