「旅の宿家」鳥取境港❝縁❞ ブログ(^^♪

とにかく「旅」が好きな自由人。
「旅そのものと境港・水木しげるロードを楽しむ」に拘った「旅の宿家」(ゲストハウス様式)を、2016年8月26日にオープンしました。
https://guesthouse-en.jimdo.com/
女性客とファミリー主体の”遊び心”いっぱいの寛ぎの空間です!
米子や大山、松江、美保関、隠岐などへの起点としても生かせる「妖怪と魚の町」を楽しんでください!

東大生と北大生の男子

8日と10日、男子大学生に続けてご利用いただきました。


8日は東京大学の1回生。「青春18きっぷ」を使って、一週間ほどかけて北陸から山陰を廻って境港へ来られました。ご宿泊の翌日は境港を観光した後、出雲へ。そして、来年3月末で廃止が決まっている「三江線」を乗りに行かれました(「三江線」の説明は後述)。
ゲストハウスの利用は今回の旅が初めてとのこと。北陸や山陰で、いくつかの宿に泊まられたそうです。初々しく、とてもまじめな旅人さんでした!


10日は北海道大学の3回生。うちの宿名は、北海道大学のよさこいサークル「北海道大学“縁”」からいただいているのですが、全く偶然にも親交があるメンバーの友人で、話が弾みました。しかも、ほかにも共通の友人も複数! たまにこういった偶然の“縁”に驚かされます。
翌日は朝から隠岐へ渡られ、島の自然を満喫しに行かれました。


「縁」という名前のゲストハウスはたくさんあるので、平凡かなと思ったのですが「北海道大学“縁”」と「札幌YOSAKOIソーラン祭り」などで親交があることと、遠く北海道からも、たくさんの旅人さんに来てほしいと願って決めました。宿名に「“”」が付いているのは、そんな意味があるのです。まさに“縁”が取り持った“縁”。初の北大生の来訪に感激しました。


両日とも所用で営業時間に制約があった中での対応で、ご不便をおかけしましたが、快く引き受けてくださったことに感謝です。うちは学生の利用率が高くないので(女性は20代後半~30代が非常に多く、男性は50代が最多。学生は男女差があまりありません)、もっと増えてほしいものです。


ちなみに、「三江線」は広島県三次市と島根県江津市を結ぶ「西日本屈指のローカル線」で、1日5往復(直通は2往復のみ)。その道の“マニア”には大人気で、うちに泊まってから乗りに行かれた人も数人。うち“鉄子さん”も2人いました。私は行ったことがないのですが、秘境度は高く独特のロケーションを誇る駅もあるので、せっかく境港に住んでいるのだから、冬にでも行こうと考えています。

9月8日(金)~10日(日)の営業について

9月9日(土)は臨時休業いたします。
10日(日)は、チェックイン対応が21~22時ごろからとなります。
8日(金)は、チェックアウトを午前8時ごろまでにお願いいたします。
ご迷惑をお掛けしますが、以上の条件でのみご予約受け付けとなりますので、ご了承ください。


また、9日と10日は、電話対応ができない時間帯が多くなります。緊急のお問い合わせ(10日や11日のご予約など)は、電話番号へのSMSか、facebookページへのメッセージでお願いいたします。

2年目に向けて

1周年を終えた途端、閑散期に突入してしまいました。昨年、特に宣伝もしていないのにオープンから1週間で5人入っていることを思うと・・・、反省しかありません。
水木しげるロードを散策する観光客自体も、昨年より減少しています。永らく親しくしてきたある店が、10月で閉店することになりました。また一つ“灯”が消えるのは寂しいです。来年夏にはリニューアル工事が完成しますが、それまでもたない店が、ほかに出てくるかもしれません。


1年間、いろいろなことがありました。個性豊かな旅人さんや、さまざまな子ども連れのご家族などにご利用いただいた一方で、“コンセプト”として拘ったことが批判や否定につながってしまったり、誤解や思い違いで迷惑をかけたりもしました。過剰にとらえすぎてしまい割り切って考えられず、自分で運営するのは向いていない、と弱気になっています。
現状の方向性に対して「傲慢だ」といった否定的な声もあれば「明確なのが良い」という賞賛の声もあり、悩みは尽きませんが、意見や提案を述べてくれる人の存在はありがたく受け止めています。好みや利用率、旅のスタイルなどで賛否が分かれるのは致し方ないと思いますので、目指す空間づくりの“軸”はぶらさず、そのうえで誤解を与えたり、迷惑をかけないよう心掛けて改良していきます。
先日、ご利用いただいた人などに、お礼状を送りました。当宿を発見してくださり、信頼して来てくださったことに感謝しています。


節目として、いろいろなデータを取ってみました。


利用者に最も多い苗字は「井上」「田中」が4組。「前田」「山田」が3組で続いています。
日本人に多い苗字トップ2の「佐藤・鈴木」はともに1人だけ。「か行」が多く、「な行」が少なめ、「ら行」はゼロです。
名前は、「あやか」さんが6人もいました。うち4人が1995~96年生まれに集中し、あと2人も20代後半と中学生で、平均年齢が若いです。
次いで多いのは「ようこ」さんが5人。こちらは“母親世代”が大半で、すべて30代~60代。
男性は「あきひろ」「けんじ」「しおん」「ひろし」「まこと」「よういち」「りょうすけ」・・・など2人同じが多数ありましたが、3人以上はなし。
漢字別も「茜」「彩香」「洋子」「亮介」が2人いましたが、3人以上はありませんでした。


地域別では、現在ご利用いただいた人の在住都道府県は「33」。
最も多いのが東京で45人、オープン当初は大阪・京都からの人が多かったのですが、5月連休と8月中旬は関東と九州に集中し、今夏は特に東京が多く、一気に逆転しました。次いで大阪、京都の順。以降は拮抗し、兵庫と福岡が11人で同率4位、岡山と広島が10人で同率6位。神奈川を挟んで、9位タイに愛知と高知が8人。四国は愛媛も6人入っていますが、徳島は0です。
0の県は、中国地方では山口、近畿では滋賀、関東では茨城と山梨と、各地に“空白”があります。山口と滋賀が0なのは意外かも・・・。ほか東北と九州、北信越に0の県が複数あります。
日本人以外のご利用は全体の約1割。中国・香港が最も多く10人、ほかは分散していますが、アジア圏が多めです。


年代別や曜日別も以前に載せましたが、意外と偏っています。1年たつと傾向がはっきりしてきました。開業時は予測しきれなかったことも多く、データとして表れると参考になります。とはいえ、今までとらわれすぎていたかもしれません。有効に生かしつつ、参考程度と割り切っていこうと思います。


まだまだ前途多難、どうすればいいのか葛藤していますが、信頼を裏切らないように精進しますので、今後ともよろしくお願いいたします。

1周年の当日も、すてきな縁!(^^)!

8月26日、記念すべき1周年の日は「東京からの女性一人旅の大学生」にご宿泊いただきました。
(頂いたメッセージ)


予約のやり取りが非常に丁寧だったので、お会いする前から好感を抱いていましたが、実際、陽気で素直な、飾り気のない楽しい旅人さんでした。就職は無事に決まられ、来年春から社会人。ゆっくり旅できる貴重な時期を有意義に過ごされていると感じました。


境港へは鳥取・倉吉方面から入られ、15時過ぎに到着。夕方まで水木しげるロードを楽しまれ、夕食はスーパーマーケットで地魚の刺身を買ってきて、まったりと宿で過ごされました。

(夕食の様子など)


夜はライトアップも堪能。倉吉で買われたという立派な梨を持って来られ、夜食で一緒にいただいたのですが、これが絶品! 贅沢なおいしいデザートが、記念すべき日を彩りました。

(夜の様子と、美味だった梨)


9月上旬まで中国・四国地方を旅されるそうで、山口や愛媛での旅プランなどを一緒に考えましたが、自分が行きたい場所やこだわりがはっきりしていて、流行に流されるわけでもなく、シンプルに楽しむことに努めている感じが伝わってきました。
そのため尽きることなく会話が続き、深夜1時半ごろまで話し込みました。貸し切り状態だったこともあり、悠々自適に過ごしていただきながら、じっくり接することができてよかったです。
きっと社会人になっても、もし仕事などで苦悩があっても、持ち前の明るい性格で乗り切っていくでしょう。そして、時間やお金をうまく使って、旅を続けていかれると思います。


前日の4人も含めて、節目となる日にすてきな旅人さんが集ってくださり、楽しいひと時になったことに感謝です! 1年間いろいろありましたが、基本方針はぶれずにやってきた“成果”かな、と思っています。
また、遊びに来てくださる日を、心待ちにしています!(^^)!

1年たちました。昨夜は濃い旅人さんばかり!(^^)!

本日8月26日で、開業から1年を迎えました。
総括は後日、記します。


昨日は女性4人、しかも全員20代前半で、うちではちょっと珍しい傾向となりました。
(4人で記念撮影)


愛媛から来られた「あやかさん」は、400㏄のバイクで3か月かけて日本一周中。
24日の夜に宿泊され、もともと1泊で次の目的地・大山へ向かわれる予定でしたが、昨日の午前中が雨だったため、急きょ連泊していただきました。昨日は昼食で回転寿司を堪能し、皆生温泉でまったりしてから境港へ戻られ、夜はまた、まったり旅話。今日は早朝から大山へ向かわれました。
とにかく旅の話が尽きず、特に24日の夜は深夜2時まで談笑。プランニングもいろいろ考えました。デザイン学校を出られていてメッセージカードはクオリティが高く、さらに心温まる手紙も頂き、感謝でいっぱいです。

(頂いたメッセージなどなど)


東京からの「あやかさん」(奇しくもあやかさんが二人!)は、海洋関係を学ぶ大学生。

実習で知り合った「あおいさん」と一緒に、隠岐からの帰りで1泊していただきました。出身は神奈川県の三浦半島で、境港同じく「マグロの町」。昨年、日本一周の旅をされたそうで、ゲストハウスの利用が多いようでしたが、礼節がしっかりしていて好感が持てる旅人さんでした。
今日は朝から水木しげるロードを散策。当初は昼過ぎに倉吉へ向けて出発される計画でしたが「思ったより境港が楽しい」と、うれしいことに3時間ほど延長滞在され、満喫していかれました。
(頂いたメッセージと観光の様子)


長崎からの「あおい」さんも、水産学部の大学生。
「あやかさん」とともに隠岐からの帰りで1泊。「初ゲストハウス」でした。ご出身は奈良。「山育ちなので、海に関心がある。遠方に出て過ごしたい」と長崎の大学を選んだそうで、決意の強さを感じました。
「初ゲストハウス」で緊張感もあったかと思いますが、旅人4人で話も弾みました。今日は朝イチで水木しげるロードを散策したのち、出雲へ。夕方まで日御碕なども楽しんでから、夜行バスで帰られるそうです。

(頂いたメッセージとご出発の様子)


最後の一人は、横浜からの「えみこ」さん。大学院を中退したフリーター1年目(#^.^#)でした。
実は、今年1月に宿を見学していただいており、8か月ぶりの再会。ずっと旅しているフリーターで、今回は中国地方を2週間ほどかけて、青春18きっぷなどで回られるとのこと。
水木しげるロードは前回、散策していたので、夜のライトアップと朝から少し散歩。今日中に小倉まで向かわれるそうです。メッセージは、前回書かれた「今度は泊まりに来ます」に付け足していただきました。ハイテンションで、旅人さんたちの会話を終始リードしていました!
(付け足されたメッセージと宿内での様子)


それぞれの到着や出発、食事などでの外出時間が異なり、4人そろった時間は短かったですが(ご出発の時刻はバラバラすぎて、朝は4人が顔を合わせることはなかったです)、世代が近かったこともあって、いい雰囲気になりました。
あらためて、うちの宿を選んでいただき、存分に楽しんでいただいて、ありがとうございました!


ちなみに今日は一人旅の女性1名。またまた長旅さんです。
15時過ぎに到着して観光され、宿でまったりと夕食。倉吉で買われた梨を一緒にいただきました!(^^)!
陽気な人で、いろいろと面白い話が続いています!(この様子も明日(^^♪)